2011年10月31日月曜日

犬と散歩



こちらは日曜日に国立公園にお散歩に行った時の写真。日曜日はどこもお休みでやることがないので、天気がいいと森にいったり、公園に行ってピクニックをしたり。公園といってもただただ広大な敷地で、植物園とか何かアトラクションがあるわけではなく、何もない公園(笑)フランス人は、お金を使わない楽しみ方をよく知っているなぁといつも感心するのですが、こういうところをただボーッとお散歩するのが好きみたい…老夫婦が手を繋いで歩いていたりするのを見ると(まさにチャーミーグリーンの世界ですね)微笑ましくなりますが、こういう家族との長閑な時間が、一番贅沢なことなのかもしれませんね。



我が家の犬は、車で出かけるのが大好き。興奮して「はぁはぁ」言っては、後部座席は涎まみれ.

我が家の犬もこの日はよく歩いてくれました。いつも彼の傍を離れません、金魚の糞みたいに彼と一緒にいたいみたいなんですよね。

こちらの方は、何を撮っているかというと…

じつはこちら。誰が埋めたんでしょうね、笑えます。


途中、裏道にはいるとこんなところが。
この写真をみると、クマ犬と呼ばれるのが分かる気がする。
折角だからコストンと一緒に写真を撮ってもらおうとしたのに、写真を撮る彼のもとに走って行っちゃった。本当に彼の傍にいたいのね。私に近付いてくる時は、「飯くれ」「散歩連れてって」ってお願いする時なのになぁ…苦笑。何の見返りも要求せずに無償の愛情や忠誠心を示し続けるコストンを愛しく思います。


行く前に、ポトフを仕込んでいったので、帰ってきてから夕飯の準備に追われることがありません。ちなみにこのルクルーゼ35cmもあるんです!(奥の白の鍋25cmと比べても大きいでしょう!)。何人前作っているんでしょうね。勿論2人前(笑)。うちでは日曜日は野菜を多く採る日と勝手に決めています。肉食系男子と暮らすと、野菜が不足しがちなので…こういう健康的でのんびりした日曜日の過ごし方が一番好きです。

2011年10月28日金曜日

クスミティの買えるカフェ

一段と寒くなってきました。朝晩は特に寒く、今からフランスにいらっしゃる方は、温かいお召物、特にマフラーなどお忘れなく。そしてヨーロッパは石畳が多く足元から冷えますから、風邪などひかれませんように。周りをみても、みんなコートや皮のジャケットを羽織っていますから、秋というよりまさに「冬」です。そして乾燥が気になる季節。ディジョンもそうですが、水に石灰が多く含まれているので、慣れないと肌が容赦なくかさかさになります。私も、フランスに来た当初は今までの人生で味わったことのないくらい肌が粉をふき、救いを求めて薬局に飛び込みました(汗)使い慣れた化粧品をお持ちになり保湿には十分お気をつけください。


 今日は日本に荷物を送る為に、紅茶を買いにカフェへ。こちらのカフェ、ディジョンで唯一クスミティが買えるお店なのです。缶もありますが、100gから量り売りもしてくれます。(100g7ユーロくらいなので、軽いしお土産にお勧めです)斜向かいのカフェでは、マリアージュフレールも買えるのですが、最近はクスミティの方がリクエストが多く、ラッピングの袋も可愛いし(結構お土産だとこういうところもポイントですよね)よく利用しています。ちなみにマリアージュフレールは量り売りの袋が、ただの黒い袋で、「なんだかなー」って感じなんですよ、正直(苦笑)。言わなきゃマリアージュフレールってわかんないじゃん…って思っちゃうんですよね。 

いつもはタバコ族と一緒なので、寒くてもテラス席なのですが、店内も結構かわいいんですよ。でも店内はマミー(おばあちゃん)ばかりですけれどね(笑)

こちらのカフェでクスミティの紅茶を飲むこともできるので、試してから買うのもいいかもしれません。
そうそう、このカフェ、水曜日の17時以降かな?ワインとか頼むと、ポテトフライが無料でサービスされるんです。ハッピーアワーの一環なのかな?日本にもこういうサービスってあるのかしら。


ちなみに、他にはよくチーズやバターを真空パックにして送ります。ちなみにこの写真に写っているチーズ屋さんはとても親切なので、真空パックにしてください、とお願いすると、嫌な顔せずしてくれますよ。エシレもいいですが、他にも色々美味しいバターがありますので、お店の方に聞いてみるといいかもしれません。それにしても、日本ではエシレバターが100g1000円くらいするって本当ですか?(驚)私は、チーズ屋さんで毎週量り売りのバターを100g買います。バターは直ぐに他の匂いが移ってしまうので、食べられる分だけ買って、新鮮なうちに使い切るようにしています。はっきりいってチーズはあまり好きではないのですが、バケットに塗るバターにはちょっと拘っています(えへへ…)

チーズ屋さん Le chlet 28 rue musette 21000 Dijon
カフェ  O ‘BAREUZAI 3,rue François rude 21000 Dijon  Tel 0380235734


 

2011年10月17日月曜日

バカラのグラス Reserve au personnel


こちらのグラス、注目して頂きたいのが商標印。バカラの刻印の下にRESERVE AU PERSONNELと書いてありますが、バカラ社のSERVICE PATRIMOINEという部署に尋ねたところ、バカラ社では製造工程の各段階で目視による徹底した検品を行いますが、少しでも問題があるものははじかれます。決してこちらでいう「second choix」(欠陥商品)ではなく、なぜなら本当に問題があるものは、バカラ社の刻印が押される前に破棄されるからです。ただ何かしら問題があり、残念ながら製品化に至らなかったものは、このようにRESERVE AU PERSONNELと刻印され、工場で働く社員に割り当てられます。刻印は、そのグラスが作られた時代のみならず、背景を知る大きな手掛かりになりますが、こちらの刻印のついたものはある意味大変珍しく、モデル名もない、清いぐらいにシンプルなグラスですが、個人的にこういうグラスに私は愛着を感じます。

子牛の煮込み Blanquette de veau a l'anciennne


寒くなってくると、クリーム系の料理やちょっとこってりした料理が食べたくなります。シュークルートやラクレットなども美味しい季節です。煮込み料理は、作っている時からいい香りが部屋中にたちこみ、それだけで幸せな気持ちになります。
今晩は、彼と子牛の煮込み(BLANQUETTE DE VEAU ALANCIENNE)を作りました。所謂クリームシチュー?フランスではポピュラーな家庭料理です。ルーなど使わずきちんと作ると出来上がりが全然違います。といっても殆ど彼が作りましたが…苦笑。こちらはコルドンブルーで習ったことがあります。日本だったら、そろそろおでんやお鍋の美味しい季節なんでしょうね。(そちらの方が羨ましいけれど…)


コストンにもあげましたが大喜び。美味しいものはわかるんですね。いつまたもらえるかと、PCをする私の横でじっとスタンバイ。でももうあげないよ。

2011年10月16日日曜日

クスクス


今朝の気温は5度…一気に冷え込んできました。これから本格的な冬に向かうのでしょう。昨夜は、モロッコ人の友達の家で、久しぶりにみんなで集合。クスクスを頂いてきました。

美味しそうでしょう?クスクスは大好きで、色んなレストランで食べてきましたが、やはり彼らの作るクスクスが一番美味しい!なぜなら手作りの優しい家庭の味がするから。彼らに、「美味しいクスクスのレストランはないの?」と聞くと、必ず「うちのママの家!」と返事が返ってきます。彼らにとって、クスクスはママの愛情が一杯詰まった思い出の皿。こうやって代々家庭の味は引き継がれていくのでしょう。

こちらのソースをかけて頂きます。


写真でわかるかな?モロッコでは、みんなでひとつの大皿を囲んで手で?直接頂くそうです。流石に手で直には躊躇するので(苦笑)スプーンで頂きましたが、同じお皿を囲んで仲良く食べる、Convivial= 和気あいあいとした雰囲気でとても幸せな気持ちになりました。
本場のクスクスというのは、マルゲーズ(ソーセージ)などは入れないそう。それはフランス風に変化させたもので、基本的にお肉はあまり入れず、シンプルに野菜の滋味あふれた味で頂くそう。確かに、蕪やズッキーニ、かぼちゃなど、野菜のいい味が出ています。思わず美味しくて食べ過ぎてしまいました…(苦笑)

フランスに住んでよかったな、と思うのは、日々の生活の中で異文化に触れる機会があること。フランスは、昔からヨーロッパ、アフリカ、アジアから多くの移民を受け入れてきたので、違った文化や習慣を持った国の人達が住んでいます。考え方も多様化していますが、違う意見をもって当然。時に激しくぶつかることもありますが、こういう考え方もあるんだぁ、と感心することも多く、日本にいた頃より「他者を受け入れる」という意味では視野が広がった気がします。

2011年10月11日火曜日

田舎の家でバーベキュー

 田舎の家に行ってきました。この日は、秋晴れの暖かな日で、まさにバーベキュー日和。今年も沢山の林檎をもらって帰ってきました。

彼はコストンの写真を撮ろうと必死なのですが、我が家の犬は知らん顔。

全く動じません。そのうちアクビまでしている(苦笑)

終いには、彼の方がポジションを変えていましたが、今度は羊の腿焼きのいい匂いがプンプンして、コストン落ち着きません。誰がここの主か分かっているので、ムッシューが動く度にうろうろ。「早くちょうだいよ」って感じなのでしょうが、彼は「動くなっ!」と犬相手に真剣に怒っています(笑)。時々、ペットという関係を超えて、親子というか兄弟というか、真剣に喧嘩していて笑えます。

確かにたまらないよね、この匂い。

ひたすらお肉が焼けるのを待ちます。


食事の後は、木陰で昼寝。これもお決まりです(笑)。上膳据膳で申し訳ないと思いつつ、でも返って気を遣って片付けなどを手伝おうとすると、「ここではリラックスしてほしいから、気を遣わないで。ホント自分の家にいるようにしてくれる方が私達は嬉しいのよ」と言われたことがあり、それ以来お言葉甘えています。よくフランスでは嫁姑問題はないの?と聞かれますが、特に感じたことはありません。日本のように堅苦しい関係ではなく、もっと身近な存在というか…そういう意味では、本当に助かっています。
そして家の周りをお散歩。ワンちゃんや鶏を飼っているお家も。

数分歩くと、こんな景色に遭遇するのですから、ホント田舎ですよね。彼は動物が大好きなので、撫で撫でしては喜んでいます。




家の庭からもこんな牛を間近で見られるのですから結構ビビります(笑)。まさにジアンのフロマージュ皿と同じ構図だわ…

今年のBQもこれが最後。これから徐々に寒い冬がやってくるかと思うと寂しくもありますが、今年は日本に帰らず3年振りにノエル(クリスマス)をフランスで過ごすことに決めました。それはそれで楽しみでもあります。

プライベートセールで買い物

雨の日曜日。フランスは、日曜日はどこの店もお休み。ただでさえやることがないのに雨だと尚更テンション下がるよね、と友人は嘆いていましたが(やはりフランス人女性にとっても刺激が足りないんだこの町、と思いながら…笑)、昨日は友人の美容室で行われたプライベートセールにお邪魔させて頂きました。既に先週の金曜日から始まっていたようで、「どうしてもっと早く来ないの!いいのは売れちゃったわよ!」と怒られましたが(笑),ファッションリーダー的な彼女達と私では、趣味が全く違うので問題ないのです。ちなみに友人は、細身の皮のパンツを買っていました…間違いなく身体も素敵じゃないと着こなせませんね(苦笑)
日本にもこういったプライベートセールがあるのかよくわかりませんが、私の周りでは時々行われています。これも一種のリサイクルなのかな?大抵は口コミ、または知り合い同士で行われるようです。中には、ワインやプチアペリティフまで用意してあるものもあり、ちょっとした社交というか、華やかな雰囲気のものもあります。魅力的なものがお手頃価格で譲って頂けるので、とても有難く感謝しているのですが、今回は、彼のママちゃんのクリスマスプレゼントに、あるブランドのバックをゲット(それも今年の春夏コレクション!ほぼ新品!)こういうブランドのバックは、ある程度の年齢になって初めて自信をもって身につけることができるような気がします。フランスでは日本のように若い子が気軽にブランド物をもつことはありません。
最近は、洋服はプライベートセールでしか買わなくなりましたが(自慢することでもないですね…笑)、たまに買うとやはり嬉しいものです。気分が上がります。考えたらフランスはモードの国ですが、未だ何の影響も受けず…またファッション雑誌を見ることもないので流行にも疎いのですが、これからもこういう機会に呼んでもらえるよう、せめて彼女達と同じサイズを維持したいと思います。そう、問題は私物を販売するので、サイズが限られること。ちなみにみんな34XS36S、結構厳しい状態です(苦笑)

今回買ったJosephのサマーニット。彼に「なんでこれから冬になるのに夏物ばかり買ったの?」と突っ込まれましたが、確かに。何も考えていないとこういうことになります(苦笑)

2011年10月8日土曜日

モノプリ×Natalie l'été


今週はちょっと忙しかったので、ちょっと休息。彼がお菓子を買ってきてくれたので、お茶を入れてのんびり、といってもこんな大きなお菓子独りでは食べきれません。上の部分だけ頂いて残りは冷蔵庫へ…甘いものが好きではないので、大抵お菓子は半分で十分です、お酒は飲めるのにね(笑)

彼とお揃いで、と思って買ったのに、MOCHE(ダサイッ)と一言。
冗談ではなくホントに気にいってないみたいで、全く使っていない(苦笑)
駄目かしらね~。

さてこちらのマグカップですが、モノプリとナタリーレテのコラボ。私は買うまで彼女のことを知らなかったのですが、パリで人気の有名イラストレーターとか。でも彼女のサイトを見ていたら、「アレ?このお皿持っている?…」以前(5年前くらいかな?)PARISASTIER DE VILATTEで買ったお皿は、彼女のデザインだったようです。その当時、私にとっては大きな?買い物でしたが、今でも気に入っていて大切に使っています。ちなみにこのマグは3ユーロ。モノプリはPetit prix(お手頃価格)な点が嬉しい(笑)

フランスに旅行で来てお土産を探している方も、モノプリは覗くといいかも。意外とお手頃でいいものが売っているかも。

  
   Fleurというシリーズのようです…

こんなものも買ってしまった。

ついでにこんなものも…結構ラブリーで好き(笑)

お茶の後は、犬を連れて散歩。フランスは落ち葉も増え、秋めいてきました。
段々寒くなるかと思うと、ぞっとします。

 

↓ナタリーレテのサイトはこちら。彼女のオフィスとかベットルームがとにかく可愛いから見てください!フランスに憧れている大人の女の子(とは言わないか…)が好きそう。フランスは、これから家に閉じこもる時期が模様替えの季節。急にイケアとか混み始め、とてもわかりやすいフランス人(笑)うちも今年こそはなんとかしないと。http://www.nathalie-lete.com/visu_.php?which=workshop&f=friendbedroombd.jpg

2011年10月7日金曜日

BERNARDAUD × Charles Heidsieck の灰皿


 こちらのブッション型の灰皿は、実はベルナルドでつくられたもの。ベルナルドといえば、1863年創業のリモージュを代表する名門窯で、世界の王室御用達。その高品質製品は、著名な一流ホテルや3つ星レストランから厚い信頼を寄せられている,格式あるメゾンです。クリスタルならバカラ、シルバーならクリストフル、磁器ならベルナルド、といったところでしょうか…そんなフランスを代表する名門窯が、シャンパンメーカーのノベルティグッズである灰皿を作っていたことにも驚きましたが、このブッション型、意外と探すとないデザインでまさに「1点もの」といった感じ。恐らく特別なお客様に限定で配ったものではないかと思います。沢山の灰皿を見てきましたが、流石にベルナルドだなぁ、と関心するのは質感と繊細さ。正直今まで出逢った灰皿の中で一番気に入っています。

ベルナルドは、日本にいた時から憧れていたブランドですが、トゥールに住んでいた頃、どうしても工場見学をしたくて、一度だけ訪ねたことがありますが、その当時はフランス語の説明も半分くらいしか理解できず、残念な思いをしたことを覚えています。確か美術館のようになっていて、3つ星レストランの為に特別注文で作ったお皿が飾られていました。工場の横にブティックとは別に、ちょっとキズあり商品が安く買えるコーナーがあって、とても魅力的だったのですが、まさかこんなにフランスに長く住むことのなるとは思っていなかったので何も買わず。今となってみれば何か買っとけばよかったと後悔…最近はいくら老舗といえどもお求めやすい手頃な価格のものもだしているようですが、やはりベルナルドなら、金彩のモダンなディナー皿がいつか欲しいところ。リモージュを訪ねる機会がある方には、お勧めのメゾンです。

2011年10月5日水曜日

ディナーによばれて

こちらは友人クリステルの家にディナーに呼ばれた時の写真。この日は参加者のひとり(女性)が誕生日ということもあって、お食事は全てTRAITEUR(ケータリング)のもの。「5~6人までなら、こんなおもてなしもいいわよ」とお勧めされたけれど、うちの経済力では無理そう(苦笑)レストランのようなディナーで満腹になって帰ってきました。ご馳走様!
 (写真iphoneより)



 
 こちらは私達がプレゼントしたお花。花瓶が素敵だったので思わず写真をパチリッ。こちらではきちんとしたディナーに呼ばれることが度々ありますが、プレゼントは、ワイン、チョコレート、お花、キャンドルなどが多いかな?これから寒くなると、呼んだり呼ばれたりが益々増えそうです。


 
実は翌日も彼女の家で、アペロがあって連日お邪魔したのですが、日本でいう「女子会」みたないなものでしょうか(あっ、でも男性がひとりいたか…)。何処の国もそうかもしれませんが、今は女性が元気がいい!12時近くになって、ナイトライフ?を楽しみにディスコのようなところへ繰り出して行きましたが(勿論私は家に帰りましたが…)、洋服もセクシーな格好に着換え、女を捨ててないというか、気合いが違うというか、ホントこの国の人達は遊ぶ時は「本気」なのである(苦笑)。