2012年6月30日土曜日

夏のソルド始まりました

27日(水曜日)から夏のソルド(バーゲン)が始まりました。フランスはソルドの開催は年2回と法律で定められていて、期間外に行うと罰金が科せられます。それでも最近は少し緩くなってきていて、ソルド前からプレセールを行っているブティックも多く見かけます(その場合、ソルドとは名乗らず、プロモーションと表記するようです)。基本的にはソルド期間中に3段階のプライスダウンがあり、店によっては最終的に70パーセントオフになるところも!とはいえ、いいものは早く売れてしまうので、どの時期に何を買うか見極めが大切になってきます(笑)。


やはり不景気なのでしょうか。一気に50%オフになっているものも。

赤ちゃんの服はすぐに着れなくなると聞いていましたが、わが息子、2ヶ月ですでに62CMある
ビックベビーで現在6ヶ月用を着ています(苦笑)。

2012年6月21日木曜日

アンティーク市

ディジョンのマルシェの周りで月に1回日曜日にアンティーク市があります。参加しているのはプロのアンティーク商ばかりで、観光客目当てなので値段も高め。今は育児があるので、流石に朝早くから郊外で行われるブロカントには行けないので、せめて町で行われる時は覘いて、目の保養をして楽しんでいます。

この日は真夏のような暑さ・・汗・。
知り合いのブロカンターも参加していました。彼女のセレクトはキッチン用品を初め可愛らしいものが多いのでとりわけ観光客の目を引いていました。

ディスプレイの仕方も実際のお店みたい。

私が気になったのはこちら。白地にブルーのエマイエがかったシンプルなティーポット。
とても状態がよく「未使用なのでは?」と思うほど。用途のあるものは飾るだけでなく実際に日常生活で使いたいので、欲を言えばできるだけ状態のいいものが欲しい。その点こちらはクリアしていました。


こちらのブルーの水玉のティーポットはディゴワンのもの。「DIGOIN」はブルゴーニュ地方のディゴワンに1880年頃にできた窯で、カフェオレボウルを初めとした陶器を作っていました。このような水玉模様のデザインのものは、今でも沢山ありますが、こちらは写真だと分かり難いのですが、白い水玉の部分が窪んでいて立体感があります。コロンとしたフォルムが素朴で可愛らしいのですが、聞くところによると、こちらの水玉シリーズをコレクションされている方もいるとか。チップがない、いい状態のものを探すのは難しいので非常に貴重だと思います(が、迷いに迷い買いませんでした。暑さで思考能力が麻痺してたといえます・・・苦笑。夏のブロカントは暑さとの戦いで意外と体力勝負なのです。)


家具も飾ってありました。向かって右は1970年代に事務所で使われていた書類いれ。左は病院で使われていたもの。

こちらのシンプルな白のペイントの籠も素敵でした。
こんなのをさり気なくサロンに置きたい・・・。夢は広がる。


一番気になったのがこちら。
私が気に入るものは、どれもやたら大きく値段も可愛くないので、相方に非常に嫌がられます(苦笑)。船で明かりとして使われていたものだと聞きましたが(正式な名前は忘れました・・・すみません。恐らくこちらでAncienneLANTERNEと呼ばれているものです)。
ガラスのところにBougieを入れて庭にバーべキューの時とかに置いたら素敵だろうなぁ、と
夢は果てしなく広がります。が、家は借家で庭もないんだった・・・苦笑。

 

2012年6月7日木曜日

母の日

6月3日は母の日でした。母の日には毎年恒例、マミー(おばあちゃん)企画の親戚でのお食事会があります。こちらは誕生日会にしろ本人が企画するのが一般的。面白いですよね。


従姉妹のお嬢ちゃんと一緒に。
フランス人の赤ちゃん、特に女の子って
お人形みたいに可愛いですよねー。
義父がアペリティフにとってくれたこちらのゲヴュルツ、
偶然にも私の大好きな造り手でした。
これだけでも来た甲斐があったというもの(えへ)。ちなみに2008年。
「今日は私にとっても初母の日ですから!」ということで
息子は彼の横に座らせ食事を堪能させてもらおうと思ったのですが、
前菜まではよかったのですが・・・。
パパの横で大人しくしている息子。
椅子といえば、私たちも家から持っていったのですが、フランスは至れり尽くせりの日本と違って
子供用の椅子まで用意されていないところが殆どなので
みんな「ヨッコラショ」ってな感じで担いできているんですよ!
そして終いには犬用のパニエ(かご)まで持ってきている人がいて、これには笑えました・・・・。
犬も家族の一員ですからね。
メイン辺りから、子供もお腹が空いたようでぐずりだし・・・。
彼の頼んだものは早くきたので温かいうちに食べられたようですが、
私のプラは遅れてきたので、いただく時には残念ながら冷えていました。
そしてデザートは写真すら撮るのを忘れ・・・。
ブログを読んでくださってる方は、小さなべべがいるのによく外出しているわね、と思われると思うのですが、私もそう思います(苦笑)。流石に2ヶ月でこんなに長い時間外出するのはどうなのかと心配になりましたが、こちらは割りと早いうちから外出させてしまうんですね。逆に家にばかりいる方がよくないという意見が多い。外の空気に当たらせたり、刺激を与えた方が感受性も豊かになっていいと思うみたいですね。この日息子にとっての初レストランとなりましたが、ギャンギャン泣くこともなく、始終ご機嫌でみんなに愛嬌を振りまいていました。

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義父も息子の笑顔にメロメロ?
アハハハハァ・・・ってな感じで微笑み合っているのですかね(笑)。


2012年6月5日火曜日

アペロの季節がやってきた

 フランスは初夏のような暑い日が続いています。夕方のカフェは仕事帰りに一杯やる人でいっぱい。出産終えたし「さぁこれからガンガン飲ませていただきますよ」って感じなのですが(冗談です・・・笑)、やはりべべ連れでの外出には限界があります。そこで、ならば我が家でアペロを企画しようではないか!と思い、親しい仲間と久しぶりに集合。フランスって正直腹がたつことも多いのですが、悔しいけれどこういう風に気軽に集まって美味しいワインが飲めるところは素晴らしいなぁと思います。第一日本だったら6時半に集合できませんよね?まだ働いている方も多いのではないでしょうか?今日なんてお店に閉店間際の19時に駆け込もうとしようとしたら18時55分なのに閉めようとしている。つまり19時は、お店の人がお店から出る時間で、お客はその前にシャットアウトする。日本で同じことしたら大変なことになりますよね?まぁ、彼らの中には「仕事をする為に生きてんじゃないのよ!」っていうのがあるんでしょうね(苦笑)。人生を謳歌する為に生きているのです。


息子を寝かせようと計画的に事を進めていましたが、見事「さぁ飲むぞっ」というところで「うぎゃー」という泣き声が。ということで彼もこの日アペロデビューを果たしました(苦笑)。ちなみに愛犬も参加してますよ。黒くてよく見えないのですが、2つ光る目がコストンです(笑)。彼にとっても生ハムなど魅力的なものが沢山ありますからね。

とはいえ…息子は30分だけ参加して寝かせました。やはりみんなもべべがいることを理解しているので早めにお開きとなりました。こういう心遣いも嬉しいですね。そしていつも思うのですが、フランスは男性が良く動く!流しまでお皿を片付けでくれたり、よく気が利くこと。だから女性もゆったりおしゃべりを楽しめるのでしょうね。
 通常アペロというと食事なし。手軽につまめるものを用意します。今回は時間もないので生ハムなどを買ってきましたが、持ち寄りの場合もありますし、フランス人は臨機応変上手くやっています。だからこそ気軽にできるんですよね。日本のようにみんなで居酒屋のようなところに飲みにいくということはないのですが、このように家にお招きしあうのはいい習慣だと思います。

日に日にパニエが小さく感じるようになりました・・・苦笑。

 こちらのピジャマ、一昨年のプチバトーのクリスマスコレクションでツモリチサトさんのデザインだそうです。彼がトロワのアウトレットで買ってきてくれたのですが、日本での販売価格を知ってびっくり。こちらのピジャマとお人形、スタイがセットになって16,000円くらい。私たちはアウトレットなので買えましたが(恐らく日本の西松屋価格?行ったことはありませんが・・・笑)やはり日本って高いんですねー。この価格でも買える人がいるということに驚きます。
 フランスに住むようになって「定価では買わない」主義になりましたが(苦笑)、6月29日からソルドが始まるので楽しみです。

 この日開いたワインはこちら・・・。妊娠中素晴らしいワインが私の前を横切る度にぐっと我慢してきましたが、こちらのディディエ・ダグノーSILEXだけは「そんな殺生な…」と思わず漏らしてしまいました。なぜなら石をサロンに飾っているくらい、昔から大好きなワインだからです。そしたら友人が親切にも「トモコが飲める時まで飲むのを待とう」と開けずにとっておいてくれました(涙・・・)。晴れてみんなで開けましたが、やはり香りといい、複雑みのある素晴らしいワインでした。感激。