2016年3月12日土曜日

おばあちゃんの日 Fête des grands-mères

フランスでは毎年3月の第1日曜日が「祖母の日」と決められているのですが、我が家にとって、とても大切にしている年間行事のひとつです。毎年夫のマミー(おばあちゃん)と一緒にご飯を食べたり、親族で集るのが恒例でしたが、施設に入ってからはレストランでの食事が難しくなってしまい、敢えてその日に集ることは残念ながらできなくなってしまいましたが、夫の母も息子にとっては大事なマミー!息子はマミーの為に「絵を描く!」と張り切りましたが…。
ぶたちゃん何ですって!(何でよりにもよって?)

「来年のカレンダー用に写真を撮るからいい顔してよ!」とお願いしたらこの様…苦笑。

「マミーに会いに行くから自分で靴下も履くんだ!僕はもう大きなお兄ちゃんなんだ!」と。
最近は何でも自分でやりたがる年頃。それを見ると時間が経つのは早いなーと。
以前はひとりじゃ何も出来なかったのに。子供の成長って早い…。
ちなみにブーケはいつもの花屋さん「イザベル・ミニーニ」で夫が選んだもの。
子供から渡すんで小さくしてくれたんですって。

マミーの日を祝う食事会は1週間前に。この日は和食で。
家で家族みんなでわいわいご飯を食べるって楽しいな、としみじみ思うようになったのも、
歳を取った証拠かな(笑)?

実は当日は他の用事があり、マロッコ人の家でクスクスを頂きました!
モロッコではスプーンを使わず、ひとつの大皿を各自手で食べるそうなのですが、
それはやはり抵抗があるのでスプーンで(笑)。でもみんなでひとつのお皿を突っつくって、
みんなの距離がぐっと近づく感じで、日本の鍋の感覚に似てるかも?いいですね、こういうの。

食後は散歩をしに。みんなでサッカーをしたのですが、関係ない方向に走っていく息子よ…おいおい。

途中、昔の共同洗濯場を通ったり。
これは、フランスの小さな村を歩く楽しみのひとつでもあるのですが(私にとってはですが…笑)
形も大きさも様々でいつか調べてみたいと思っている分野のひとつです(いつになるか分かりませんが)。

少しずつですが、春が近づいていることを感じます。
まだまだ雪が散らついたり、雹が降ったり、寒い日もありますが、そういう寒くて暗い冬があるから、
春の到来が心から嬉しく感じるのかもしれません!
早く子供達が元気に外で駆け回れる季節が来て欲しいなーと願います。