2011年12月25日日曜日

生牡蠣ディナー


昨日(クリスマスイヴ前日)に町にクリスマスプレゼントを買いに行ったらこの賑い。「何処に行っても人、人、人…」ディジョンにもこんなに人がいたんですね。みんな買い物袋をいくつも手にぶら下げていて、ケチなフランス人でも(いや、失礼)流石にノエル(クリスマス)は買い物するんですね。驚きました(笑)。実は、この時期フランスにいるのは2度目で、毎年日本脱出組だったのでフランスのノエル事情というのをあまり知らなかったのですが、いつもより町に活気があって、なんだか楽しい雰囲気!最近、フェット(パーティ)も多く、年の瀬は何処の国も忙しいですね。

やはり田舎だから、イルミネーションは今一歩でしょ?

その後、急遽友人と「牡蠣を食べよう!」とディナーを我が家ですることに。この時期、牡蠣を売るおじさんが、町に立つのですが、お願いすると殻を開けてくれます。貝の形をした発砲スチロールでできたお皿にこうやって入れてくれるんですよ。ホームパーティに便利ですよね。私は生牡蠣を食べることを禁止されているので、彼が美味しそうに食べているのを恨めしそうに横目でジーッ。大好物なのに本当に残念。彼は私を気遣ってか?「トモコ、全然美味しくないから…」と言いながら(もちろん嘘)、黙々と食べていましたよ(苦笑)。「来年こそは食べるぞ…」

凄い量でしょ?でもこれで3人分なんですよ。
 そしてみんなが美味しそうにシャンパンを飲んでいる隣で、私はこちらを...と書きつつ、写真を撮るのを忘れました(笑)。彼が買ってきてれたのですが、最近やたらコマーシャルで宣伝している、妊婦でも飲めるノンアルコールのシャンパン…。「別に要らない」と何度も言ったのですが、「雰囲気だけでも味わえるよ!」と。恐らく自分が一口試しに飲んでみたかっただけで、案の定一口味見して「やはりシャンパンとは違うな、アハハ…」とか何とか言っちゃって、すぐにシャンパンを飲み直していました(当り前じゃない!)日本にもノンアルコールシャンパンって入ってきていますか?特にお勧めはしませんが…。

写真暗くてごめんなさい。
前菜は、生ハムなど買ってきて盛り合わせ、メインは牡蠣。そして男性陣が準備してくれた鶏のロッティと芽キャベツのソテー。急でしたが、なんとかきちんとしたディナーになりました(笑)。

牡蠣に合わせたワインはこちら。


2011年12月5日月曜日

モンドールの美味しい食べ方

 モンドールの季節になりました。今が旬ですね。去年もこのブログで書きましたが、この時期、大抵どなたかの家にフェット(パーティ)で呼ばれた際に頂いたり、我が家でも1~2回食べるかな?これを頂くともうすぐ今年も終わりなんだなぁと思います。時間が経つのは早いですね。


 ご家庭によって作り方は若干違うようですが、今回は真ん中をくり抜いて、ひとつにはマクヴァン ド ジュラを少し注いでいました。そしてニンニクを数か所に刺して、アルミホイルで蓋をして180度から200度に温めたオーヴンへ。チーズがトロトロになったら出来上がり。その間にジャガイモを圧力鍋で蒸します。後は買ってきたサラミやハムを盛り付けて準備完了。サラダを添えたら立派なディナーになります。ここでも男性がワイン片手に率先して準備をしてくれていました。多分食べることが好きなんでしょうね。いいこと、いいこと!

トロトロになったら出来上がり。

ジャガイモの上にこのチーズをかけて頂きます。

ワインを入れたものはフルーティで少し甘く、風味が増して美味しい。
私はこちらの方が食べやすいかな。
「お腹が苦しい…」と言いながらも
男性陣は、物凄い勢いで食べていましたよ。
シンプルイズベストなんでしょうね。身体も温まるし、栄養満点。
私もこの季節いつも日本の実家にこのチーズを送ります。

このぺティヨンの香りがとても良かった!アペリティフに最高。


他にもワインが沢山開いていました…。


「デザートなんて入る余裕ない」と思っていましたが、
意外と食べられるものですね(苦笑)。
美味しいものを沢山食べてお腹を抱えて笑い、
本当にお腹がはち切れるかと思った程…。
でもこれぞフランス風楽しみ方なんですよね。