年末という感じが全くしないフランスですが、元旦だけ休みで2日から普段通り。毎年そうですが、ノエルが終わると気が抜けてしまいます…。今年もノエルの会食は23日から始まりました。我が家は毎年親戚の集りも含めると3回会食があります。今年の親戚の集まりはシェイィ・レ・マランジュで。毎年伯母が色々調べて、キッチン付きで大勢が泊まれるジットを手配してくれるのですが、いつもよくみつけるなーと関心してしまうくらい、素敵なところばかりなので、何気に楽しみにしています(笑)。
今年は去年よりも慣れた手つきで。普段、粘土遊びで鍛えていますからね(笑)。
サンタさんへのお菓子作りも忘れてはならない大切な準備。
今年のジットは、昔ドメーヌだった場所を改装したらしく、
サロンの真ん中に大きなpressoir (圧搾機)が置いてありました!これもインテリアなんですね(驚)。
手前に置いてある古いヴァンダンジュの籠もひとつくらい失敬したいくらいです(笑)。
息子にはサンタさんが沢山いて、3カ所に立ち寄ってくださいます。
今年はプレイモービルを沢山頂きました。フランスでは人気の定番の玩具です。
毎年ノエルの度に玩具を沢山頂き(本当にこんなにあげていいものなのか不思議ですが…)
それもどれもかなり大きいので、収納はどうしたらいいものか、
カオス状態の子供部屋を見て溜め息をついています…苦笑。
マミー(祖母)も含め10人以上が集るみんなでの食事は、いつも義父が作ってくれます。
ジビエのパテに…
兎の煮込み。どれも美味しいのですが、ここで食べ過ぎると25日まで持たないのでセーブします。
これは過去の数々の失態で学んだことです(苦笑)。
キッチンから甘いいい香りがします。アップルパイが焼けたのかな?子供は興味津々でウロウロ…。
それにしても男性が積極的に動いてくれるのは嬉しい限り。こういう場面を普通に子供の頃から見ているから
自然とキッチンで手伝うようになるのかもしれませんね。
食事の後は少し運動もかねてお散歩。
これまでマランジュ村をゆっくり歩いたことはなかったのですが、自然と溶けあう古い素朴な建物が美しく、
絵本の中にでてきそうな牧歌的な風景だな、と思いながら歩きました。
途中、馬にも遭遇。でも怖いみたい、逃げちゃった(笑)。
ブドウ畑も冬支度ですね。
昔の共同洗濯場もありました。
大勢の人がお喋りしながら洗濯してたんでしょうかね?昔の人の声が聞こえてきそうです。
のんびりとガイドブックに載ってなさそうな小さな村を散策するのが好きです。
今年は悲しいニュースも沢山ありましたが、家族がこうして一年の終わりに元気に集まれたことに
感謝しながら、また来年2016年が心穏やかに過ごせますように…。
今年一年お世話になった方々、読んで下さった方々にお礼申し上げます。有難うございました。
どうぞよいお年をお迎えください。