9月の第3週末はヨーロッパ文化遺産の日 「Journées Européennes du Patrimoine」。普段見学ができない施設や邸宅が公開される貴重な機会なので散歩がてら目の保養をしてきました。
毎年思いますが、フランスは古い歴史的建造物が現在も尚利用されているところが素晴らしいなぁと思います。フランスが誇る豊かな遺産を感じます。 |
こちらの邸宅、住んでいる方が普段通り?庭弄りをしていらっしゃいましたが、植木の置き方ひとつひとつ見てもセンスを感じる、彼と「bon goût (いい趣味)だねぇ、今すぐここに住みたいねぇ」と話して帰ってきました・・・。いやぁ、羨ましい。 |
2階にはテラスもあって |
階段も上らせてくれているみたいでしたが、ベビーカーなので断念。 「結構見せてくれちゃうんだねぇ」と、この大らかさにも正直驚いたりします・・・。 |
奥に進むと中庭があって夏場はここでバーベキューができるみたい。 でも家が大きすぎて最後までどこが玄関だかわからなかった(苦笑)。 |
こちらの邸宅は、1541年に公証人であSimonVIRARD氏によって建てられ、 一部階段の部分は18世紀に付け加えられたそうです。 興味深いのは初期フランスルネッサンス様式の影響を受けた中庭だとか。 確かに窓枠のところにライオンの頭のついた装飾があったなぁと…。 このような重要文化財に今も尚、普通に人が暮らしているところが面白いですよね。 |
その後は友人がランプのexpositionをしているので見に行きました。
普段はレストランのところを借り切ってのexposition。 |
古いビストロの椅子などがさり気無く置かれた可愛いインテリア。 |
こちらのランプが個人的に好みでしたが、残念ながら既に売約済み・・・。
友人はブロカントやリサイクルショップに通っては材料を探し、時間をかけてひとつずつ作っています。なのでどれも一点限りのオリジナル。彼女は本業は公務員なので、ランプ作りはあくまでも趣味・暇潰しだとか。
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こちらもシンプルでかっこいい。でも同じく売約済み。もっと早くに来るべきだった・・・。 |
いらなくなったものを上手く利用して新たな作品を生み出す。古いものを大切にするフランス人ならではの発想。こんな趣味って素敵ですよね。 |