2015年4月13日月曜日

パック(復活祭)

 1週間遅れで、田舎の家でパック(復活祭)のお祝いをしました。パックは春の訪れを祝う日でもあるわけですが、この日は気温がぐんと上がって、日中は初夏のような陽気。久し振りに半袖で過ごしました。長い冬の後の春の訪れ、ディジョンに住むようになって、太陽の有難みをしみじみ感じるようになりました。
紙飛行機を飛ばして、喜んで駆け回る子供。

パックと言えば、フランスでは子羊の腿肉を食べる習慣があります。
1時間くらいかけてゆっくり焼きます。そしてこの小羊の腿肉を切り分けるのは男性の仕事です。
これは絶対です。小さな子供達もお父さんが切り分ける姿を見て育ちます、一種の家庭教育ですね。
食べやすいように上手にスライス状に切り分けて、各自が好きな部分、よく焼けているか、ロゼがいいか‥…
2〜3回お代わりしながら食べます。その食べっぷりを見ると、この国の人は肉食だな、と思います(笑)。

合わせたワインはこちら。

そしてデザートはこの時期お決まり、子供の大好きなイチゴのタルト。
息子はイチゴだけ盗んで食べていますが(笑)。

そしてここに来る楽しみのひとつが猫と遊ぶ?(追い回す?)こと。猫は可哀想にうんざりです‥…。

そして子供達とってパックでの一番の楽しみはエッグハント!
そして終いには裸足になっている(苦笑)。確かに芝生の上を裸足で歩くって気持ちいいよね。
子供も自然の中で伸び伸び遊んでいます。それにしても元気だな。

庭のあちこちに隠された卵の形をしたチョコレートを、お尻丸出しで必死に探しています‥…苦笑。

見つけた時の喜びといったら

カーズもあったし大満足な様子。

こんなにチョコレートを食べれるのは、今日は特別だよ。

パックはノエル(クリスマス)に次いでフランスでは大切な行事な気がします。
毎年同じことの繰り返しのようですが、家族が健康でみんなで春を迎えることができる、
これって幸せだな、って思います。











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