2015年7月20日月曜日

夏休み

ギャルドリー(一児託児所)がヴァカンスに入ります。毎日どうやって過ごすか頭を悩ませますが、日常生活でできない経験ができるのが夏休みのいいところ。週末は友人の別荘に呼ばれてテラスでバーベキュー+プール三昧。親にとっても、久し振りの友人に会えたり。出会った頃はお互い子供はいなかったけれど、今は家族が増え、賑やかになりました。育児の情報交換したり、こういう時間って大切。それにしても毎日暑いです。

べべのプヨプヨ感が懐かしい。こういう時期もあったな。
それにしてもフランス人の赤ちゃんってなんて可愛いの!

フランスはこの通り、お父さんがよく子供の面倒をみてくれるので助かります。
お父さん達も本気で遊んでる、とも言えます(笑)。

プールで一日遊んだ日は驚くぐらい良く食べて良く寝てくれるから嬉しいのですが、
付きあう大人もクタクタ。日焼けも進む一方だし(嗚呼…苦笑)。


トラクターに乗せてもらったり、自然の中で子供は遊ぶのが一番だね。

初めは怖がってお父さんにしがみついていましたが、この通り、
ひとりでピヨピヨできるまで上達?しました(笑)。
唇が紫になるまで遊んでましたから、相当お気に召した様子…。
さ、今年も遊ぶぞ。










2015年7月15日水曜日

フランス革命記念日 花火

 

 フランス革命記念日のことを、フランス人は7月14日にちなんでQuatorze Juilletと呼んでいますが、前後してパリだけでなく各地でイベントや花火大会があります。ディジョンはlac kir(キール湖)で花火が打ち上げられますが、結構な人混みとかで一度も連れて行ってもらったことはありません(苦笑)。Lac kirはOuche(ウーシュ川)をせき止めてつくられ、当時の市長の名前をつけた人造湖ですが、ちなみに私達がよく過ごす田舎の家はここから20分くらい車を走らせたVallée de l'Ouche(ウーシュ渓谷)にあります。
今年は友人の家に集まり、小さな村の花火を鑑賞することに。勿論その前にプール+BBQを楽しんで。ヴァカンスに入ると、何かと口実を作り、仲間たちとよく集まります。


この日は子供も含めると14名!これだけの人数分のお料理を用意するのはいくら「持ち寄り」とはいえ、大変だと思うのですが、関心するぐらい段取りがいいんですよね。私のようにエプロンをかけて「必死感」丸出しで料理するのとは違い(苦笑)エレガントというか...。友達はモロッコ人で大勢をおもてなしすることに慣れているのもあると思いますが、ホスピタリティといい、これは見習いたいところです。


この日は、バーベキュー+子供達が大好きなグラタンドフィノア(じゃがいものグラタン)など用意してくれていました。子供が「ママのは特別に美味しいのよ!」と自慢していましたが、本当に美味しかった!どこの国もそうかもしれませんが、やはりママの料理が一番なんだね(ちなみに私は唐揚げと炒飯を持って行きました。合わないかな?とも思ったのですが、意外と男性陣に好評でよかったです。笑)。


知らない大きいお兄ちゃん達とも一緒に食事をしましたが、特に問題なかったようです。意外と子供の方が人見知りしないものですね。私なんかは未だに20名近くになるフェット(パーティ)だと、初めの挨拶でみんなにビズ(頬にキスする習慣)をして回った時に「嗚呼、帰りも同じことをするのか…」と正直面倒臭く思ってしまう自分がいます...。


花火の前に提灯行列があります。花火が上がるところまで行進するそうです。
この時期は日が長く10時くらいまで明るいので、始まるのは10時半から。

花火が始まる前に食事を済ませ、近くの花火がよく見えるところまでお散歩。でも行ったのは女性と子供達だけで、男性陣は飲み続けていました‥…苦笑。子供は凄く楽しみにしてたのに、始まると想像と違ったのでしょうか?「おかあさん、こわい…」とビビリ入っていました(笑)。
 TVで見るパリのエッフェル塔の花火も素晴らしいのですが、小さな村の花火も人混みを気にせず、自分たちだけで楽しめて「穴場」でお勧めす。私達の場所は同時に3カ所の花火が見れました。花火を見ると、日本の夏を思い出します。













2015年7月13日月曜日

春キャベツ chou pointu

春先から今頃までマルシェに並ぶchou pointuというキャベツが大好きです。これが出始めると、日本人のお友達と「もう買った?」と話題にする程、葉が甘くて柔らかく日本のキャベツに一番近い味。懐かしくて嬉しくなります。年中出回っているchou blanc (白いキャベツという意味)は,形は日本のキャベツなのですが、葉が固くて扱い辛く、初めて食べた時にはその固さにビックリしました。ポトフなどには、chou vert(緑のキャベツという意味)日本でいうちりめんキャベツを購入しています。chou pointuがマルシェに出始めると、毎週買っては回鍋肉、キャベツとアンチョビのパスタを初め、目先を変えて旬の美味しさを堪能しています。もしかしたら彼は内心「また?」と思っているかもしれませんが(笑)、生で千切りで食べるという習慣がフランスにはないので、こんなに活用できるとは思っていなかったようです。この時期を外すと、キャベツは殆ど買うことがないので、今だけの楽しみですね。フランスには春の白アスパラガスや冬の牡蠣など、他にも沢山美味しいものがありますが、庶民的な懐かしさ、みたいな点ではこの春キャベツも私の中ではかなり上位に位置しています(笑)。


瑞々しい千切りキャベツを食べれる喜びといったら...!
この日は生姜焼きと一緒に。

この時期コールスローサラダもよく作ります。

とんぺい焼き。キャベツの千切りとネギ、豚肉を炒めたものを中に入れて。
これ結構手軽な割に評判がいいので特した感じ(笑)。

勿論、お好み焼きも。

海外に長く暮らしていると、正直毎日フランス料理ばかりも食べていられず、
いかに手に入るもので日本の味を再現するか、が大切になってきますが、
日々のこうした小さな喜びが、時に「大きな幸せ」になったりします(笑)。










2015年7月6日月曜日

プール日和

お友達から「暑いからバーベキューしながらプールで遊ぼうよ!」と嬉しいお誘いが。友達はディジョンから車で15分くらいのところのプール付き一軒家に住んでいます。「わーい!」と子供も大人も大喜び。日中は暑いので集合は18時。遅いスタートです。


お父さんも極楽、極楽。最近あまりの暑さに家に篭りがちだったので
こりゃ、生き返るわ。

お庭にはプールだけではなく子供用お家まである!滑り台もブランコもあって
遊ぶものもたくさん。目移りしちゃうね、何から遊ぼうか?


の季節のテラスでのアペリティフはよく冷えたロゼかパスティスが多いです。
長ーいアペロタイムの途中,みんな暑くなればプールにちゃぽんと浸かりに行く、といった感じで
なんともマイペース(笑)。緩やかな時間が流れます。
プールの中でロゼを飲んでいる人もいますからね...苦笑。


「今晩は外でピクニックよ!」のママの声に、子供達の歓声が!
そんな些細なことでも、子供達にとっては特別なことになります。この屈託のない笑顔。
みんな嬉しそうでしょ?


犬が横で餌くれ、とじっとスタンバイ。
「ワンワン、あっちに行って!」と言っても一向に効果なし。


そんなに見つめられたら、僕だって辛いよ。


ついに目力には勝てなかったようです。
最後パスタをあげていたのを,母さんは見逃さなかったよ(笑)。


大人の食事タイムが始まったのが22時半。流石に時計を見てビックリしましたが、
よくあることです(笑)。冷えたサラダとバーベキュー。
食後のコーヒータイムが終わったのが24時半。
「これからプールにまた入る人?」と質問するとみんな一斉に手をあげ、
みんな元気だわ〜。私達は子供がいるので帰りましたが、
もしかしてヴァカンスって大人が童心を取り戻す為にあるのかもしれませんね。















2015年7月4日土曜日

canicule 猛暑

 暑い日が続きます。今週は40度を超える猛暑になると予報されていましたが、フランスは各家庭にクーラーが普及されていないので、どの家も雨戸を締めて,暗い家の中でじっとしているのでしょう。町も人気が少ないです(苦笑)。毎年この時期、fnac(家電量販店)でdysonの扇風機を買うか迷います。「クーラーが効いている中で回っているか冷たい風に感じるだけで、うちの扇風機も風は同じ!」と彼に言われるのですが,何か特別に感じてしまうのは暑さでやられているからでしょうか?
暑い日は冷やし中華が最高!日本から頑張って持って来た甲斐がありました。
「僕、これ毎日食べてもいいよ!」とフランス人夫もお気に召しているようですが、
「もうないよ...」

「モヒート」というものを一度飲んでみたい、と日頃言っていたら彼が作ってくれました。
でもこれ飲んで一気に頭がクラクラ。「もっと爽やかなイメージだったんだけれど...あれ?」
「もしかしたらラムを入れ過ぎたかも...」と(オイオイ)。
そもそも炭酸でわるんじゃないの???

夏はやはりスイカ。大喜びでがっついて食べています。
暑いのでパンツ一丁。今日はこれでも着ているだけまだマシです(笑)。

日に日に暑さに向かいますので、どうぞ皆様も御身体にお気をつけてください。