2015年9月10日木曜日

新学期が始まりました

フランスは日本と異なり9月から新学期。新しい学年が始まります。息子も9月1日から幼稚園に通うことになりましたが、前日まで何を持っていけばいいのか、何時から始まるのかも分からず(流石適当大王国フランス!)。同じ学校に通うママ友達とも「前日に学校に電話するしかないわね」と話していましたが、前日になって、「今年は人数が多いので入園日を2日に分けることにした!」との通知を門に貼ったとか…。オイオイ、前日じゃ、流石に遅いだろう(呆)。9月1日から学校に行くと思い込んでいた父兄は「いやあなたの息子さんは2日からでお願いします」と前日に言われたら、仕事しているパパやママは、子供を誰に預けたらいいの?と心配してしまうけれど、そういう配慮が全くないのがフランス。もう笑うしかありません。子供たちのフルネームを書いたリストを門に貼ってしまうのも、個人情報の問題とかいいのかしら?と疑問に思ってしまうけれど、未だにいつまでも貼っているのを見ると、誰も文句を言わないんでしょう…苦笑。「なんでいつもこんなに段取りが悪いんだろうね?」と嫌みのひとつも言いたくなりますが、それでもなんとかなってしまうから改善されないのかもしれません。特に入園式がある訳ではありませんが、初日はどこもパパとママで子供を送りにきて、写真を撮ったり、陰から教室にいる子供の様子を心配そうに見たり…。自分の子でなくても、子供が「ママ〜行かないで!」と泣き叫ぶのを聞けば、切なくなったり。「僕はもうgrand garçon (お兄ちゃん)だからパパやママがいなくて泣かないよ」と公言していた息子。「ママも泣かないようにね」と言われてましたが、私は案外ケロッとしているタイプなので大丈夫なのですが、問題はうちの場合パパ…笑。やはり心配そうにいつまでも窓の外から息子を眺めていました。もう幼稚園か。時間が経つのは早いなぁ。ママ友とも「やれやれ、初日が終わったわね、でもこれが18歳まで続くのね。まだ始まったばかりね(溜め息)」と笑って話したのですが、ここフランスできちんと子育てができるのだろうか?不安がないわけではありません。ママとしてもやっとスタート地点に立ったような気がします。これから新しい冒険が始まります。


今ではフランス語でも日本語でも意思疎通ができるようになりました。
パパのことは「パパ」、ママのことは「おかさん」と呼びます。なぜか小さなが入ります(笑)。











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