4月に誕生日を迎え、無事5歳になりました!
誕生日当日。私にガッツリ怒られ、涙目。怒られたり、悲しいことがあったりすると決まって「Mon doudou(僕のぬいぐるみ)〜」と言って、ぬいぐるみを抱きしめ安心するようです。これはフランスのdoudouぬいぐるみ文化からくるものですが、幼稚園には、子供が家から持ってきたdoudouを入れる専用カゴがあって、通園するとみんなそこに自分のdoudouを入れます。でもみんな四六時中持っているので、正直かなり汚れています。フランスは働く女性が当たり前なので、子供にぬいぐるみを与え、母親代わりにする役目があるそうですが、泣きじゃくった時についた鼻水やら唾液も付いているので、病気がそこから移る、とも言われていて、ママ達にとってはいいんだか悪いんだかって感じです…苦笑。
子供のリクエストでいつものピザ屋へ。ナイフとフォークを持って自分で食べれるようになったんだもんなー、としみじみ。どんどん色んなことが一人でできるようになっていくのが、嬉しいような、淋しいような気もして、もう少しべべでいて〜と思うのですが「僕は早くお兄ちゃんになりたいんだよ!」と冷静に言われてしまいました(笑)。
これはパピーの田舎の家で。日本のようにお店では綺麗に包装なんてしてくれないので(してくれても凄い雑でこれなら自分でやります、と言いたくなるような有様で…苦笑)、自分で包装紙を買ってきて包みます。そして日本のように丁寧に包装紙を剥がすのではなく、大人も子供もビリビリビリッと大胆に破くわけです。これにはいつも違和感を感じますが、夫なんて「どうせ捨てるんだからいいんだよ」と言いますが、日本は本当に綺麗に包んであるので、開けるのさえ勿体無いような気持ちにさせられるというか…。日本の過剰包装もどうかと思いますが、これも文化の違いですかね?
この日は、パック(復活祭)が近かった為、お庭でエッグハントも。予めお庭に隠した卵の形をしたチョコレートを子供は嬉々として探すわけですが、4月は田舎の家に行く度に、マミー(おばあちゃん)が「あ、まだチョコレート残ってたわ!」と言って、3回もやりました(笑)。夫なんかは「まだやるのか…」と呆れているのですが、マミーやパピーは孫の喜ぶ顔が見たくてやるんですよね。それにしても、プレゼントも沢山もらった上に、チョコレートまで。本人曰く「Je suis un enfant gâté」(僕は甘やかされた子供です)と言っていますが(笑)、本当にそう。
我が家では誕生日会をまず家族だけで、また夫の両親は離婚しているので、それぞれおじいちゃん、おばあちゃんと、そして幼稚園で(これは当日の朝、お菓子やケーキを持参していくと、先生が時間を作ってくれてクラスで誕生日会をしてくれます)。これだけでも4回…。そしてお友達を呼んでプライベートで。これが厄介で、あの子も呼びたい、この子も呼びたいとなるのですが、実際家だとそんなに大勢は呼べなかったりするので、親は悩むところなのですが、今年はママ友と相談して合同で誕生日会を近くの公園ですることにしました。
公園であれば呼ぶ人数も気にしなくていいので、総勢30名以上の賑やかな会になりました!悪天候続きでしたが、この日だけは晴れ、普段こちらの公園は、陽が暮れる頃に巡回の方がやってきて門を閉めてしまうのですが、なので時期によっても日によっても閉まる時間が違います。なんともアヴァウトですが(笑)、この日は22時近くまで誰も来なく、ゆっくり楽しませてもらいました。公園なら子供たちも気兼ねなく遊ぶことができますし、大人もゆっくりワインを飲みながら(本当は公園はアルコール禁止ですが…)会話を楽しむことができます。これは凄くいいアイディア!友達に感謝です。こうやって、1ヶ月近くに渡る誕生日会は無事終わりましたが、元気で育ってくれて、友達が一杯できて、そして親同士も仲良く…本当にそういう恵まれた環境ってこちらでもなかなかないので有難いな、って感慨深く思います。これからも今までと同じく、フランスで楽しみながら育児をしていけたらな、と思っています。どうなるのかなぁ〜。
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