2012年6月5日火曜日

アペロの季節がやってきた

 フランスは初夏のような暑い日が続いています。夕方のカフェは仕事帰りに一杯やる人でいっぱい。出産終えたし「さぁこれからガンガン飲ませていただきますよ」って感じなのですが(冗談です・・・笑)、やはりべべ連れでの外出には限界があります。そこで、ならば我が家でアペロを企画しようではないか!と思い、親しい仲間と久しぶりに集合。フランスって正直腹がたつことも多いのですが、悔しいけれどこういう風に気軽に集まって美味しいワインが飲めるところは素晴らしいなぁと思います。第一日本だったら6時半に集合できませんよね?まだ働いている方も多いのではないでしょうか?今日なんてお店に閉店間際の19時に駆け込もうとしようとしたら18時55分なのに閉めようとしている。つまり19時は、お店の人がお店から出る時間で、お客はその前にシャットアウトする。日本で同じことしたら大変なことになりますよね?まぁ、彼らの中には「仕事をする為に生きてんじゃないのよ!」っていうのがあるんでしょうね(苦笑)。人生を謳歌する為に生きているのです。


息子を寝かせようと計画的に事を進めていましたが、見事「さぁ飲むぞっ」というところで「うぎゃー」という泣き声が。ということで彼もこの日アペロデビューを果たしました(苦笑)。ちなみに愛犬も参加してますよ。黒くてよく見えないのですが、2つ光る目がコストンです(笑)。彼にとっても生ハムなど魅力的なものが沢山ありますからね。

とはいえ…息子は30分だけ参加して寝かせました。やはりみんなもべべがいることを理解しているので早めにお開きとなりました。こういう心遣いも嬉しいですね。そしていつも思うのですが、フランスは男性が良く動く!流しまでお皿を片付けでくれたり、よく気が利くこと。だから女性もゆったりおしゃべりを楽しめるのでしょうね。
 通常アペロというと食事なし。手軽につまめるものを用意します。今回は時間もないので生ハムなどを買ってきましたが、持ち寄りの場合もありますし、フランス人は臨機応変上手くやっています。だからこそ気軽にできるんですよね。日本のようにみんなで居酒屋のようなところに飲みにいくということはないのですが、このように家にお招きしあうのはいい習慣だと思います。

日に日にパニエが小さく感じるようになりました・・・苦笑。

 こちらのピジャマ、一昨年のプチバトーのクリスマスコレクションでツモリチサトさんのデザインだそうです。彼がトロワのアウトレットで買ってきてくれたのですが、日本での販売価格を知ってびっくり。こちらのピジャマとお人形、スタイがセットになって16,000円くらい。私たちはアウトレットなので買えましたが(恐らく日本の西松屋価格?行ったことはありませんが・・・笑)やはり日本って高いんですねー。この価格でも買える人がいるということに驚きます。
 フランスに住むようになって「定価では買わない」主義になりましたが(苦笑)、6月29日からソルドが始まるので楽しみです。

 この日開いたワインはこちら・・・。妊娠中素晴らしいワインが私の前を横切る度にぐっと我慢してきましたが、こちらのディディエ・ダグノーSILEXだけは「そんな殺生な…」と思わず漏らしてしまいました。なぜなら石をサロンに飾っているくらい、昔から大好きなワインだからです。そしたら友人が親切にも「トモコが飲める時まで飲むのを待とう」と開けずにとっておいてくれました(涙・・・)。晴れてみんなで開けましたが、やはり香りといい、複雑みのある素晴らしいワインでした。感激。




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