初めて息子を週末義母に預けました。フランスでは夫婦二人の時間を持つために時々子供を預けて旅行に行ったりレストランに出かけたりします。私が日本人なのもあって、特に必要性も感じてなかったのですが、フランスでは子供とべったりいることは好ましくないと思われているところがあって、ベビーシッターや託児所に預けて、自分たちの時間を持ったり、メリハリを付けているようです。こちらは子供ができてもあくまでも夫婦が基本なんですね。結婚記念日ということもあったのですが「折角ならみんなと一緒の方が楽しいよね!」ということで、友人たちを誘ってアンティーク街にあるレストランへ行ってきました。
私たちはこちらのデギュスタションコースを選びました。乾杯はシャンパンで。
フランスに暮らすようになってシャンパンが身近になりました。
ちょっとしたお祝いでもよく開けます。
アミューズブーシュは牡蠣フライ。
フランスのレストランは薄暗いので写真が暗くてごめんなさい。
合わせたワインはこちら。
ラングスティーヌのカルパッチョ。ごまのソースと卵、ハーブのバランスがよく
爽やかな一皿。
黒トリュフのラビオリ。彼は毎日でも食べたいと絶賛!
メインは今回もお魚を選びました。こちらは日本料理をちょっと意識した一品。
湯気で鰹節が揺れてます。
ライチの入ったエキゾチックなデザート。
最後のハーブティに添えられたサブレまで美味しく頂きました。フランスに来て驚いたことが、最後シェフがご挨拶にいらしてくださった時に、きちんと感想を言うんですね。「お魚の火がちょっと通り過ぎてたのは残念だったけれど、その他は申し分なく美味しかったよ」みたいに(笑)。こういう批評をきちんと言うことで、ギャストロノミー(美食)が守られているのかもしれませんね。フランス人は自国の料理に誇りを持っています。
店内の雰囲気は下記のサイトで見てください。
こちらは建物は歴史的建造物で、17世紀に建てられたもの。元々は金物屋だったそうですが、外壁には12の男像柱と女性像が飾られ、彫刻はブルゴーニュのルネッサンス時代の有名な彫刻家Hugues Sambinによるものだとか。なるほど、レストランの扉の彫刻も素晴らしいわけだ。金物屋、エピスリー、アンティーク屋、家具屋、と時代を経て変化し、現在尚壊されずにレストランとして大切に受け継がれている。古い建物に、品のいいモダンなインテリアが調和した落ち着いたない内装、観光でいらした方にもお勧めのレストランです。
http://www.lamaisondescariatides.fr/?page_id=20
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