2013年6月24日月曜日

La fête de la musique 音楽の祭典

 6月21日は音楽の祭典「La fête de la musique」の日ですが、外出するまで気がつかず(苦笑)。確かに普段にはない人の多さ。この音楽の祭典、1982年に生まれ、あらゆるジャンルのミュージックが、あらゆる場所で演奏できるというもの。自称、他称?すべての音楽家、ミュージシャンが演奏できると聞いたことがありますが、こんな人も...。
えっ、ただレコード流してるだけ?(笑)
こちらはPlace d'Arcy。奥に見えるのが、La porte Guillaume。
歩いていると色んなところから音楽が聞こえてくるのは気持ちいいですね。
最近ディジョンの町も随分変わりました。トラムウェイも開通し、ディジョンの目抜き通りla Rue de la libertéも歩行者天国になりました。細い道を車が行き交い、ベビーカーを押すにも、「Pardon(すみません)」を繰り返していた時よりも安全で遥かに歩きやすい。彼は「どこの町も同じで味気ない」と文句を言っていましたが、「時には変化も大切だよ!そういう何もかも頭ごなしに反対ばかりする人がいるから進歩しないこともあるよ!」と反論してしまいましたが(笑)、むしろ昔に戻ったのではないかと思っていますが...。

こちらは、下記の本の表紙にもなっていますが、1900年代初頭のPlace d'Arcy。この時代にも路面電車?があったんですね。馬車が車に変わっただけで、建物は今と然程変わらないで残っているところが凄いな、と思ってしまいます。以前はPlace d'Arcyが町の中心でカフェやホテル、ブラッスリーなどがあったようです。ちなみにこちらの広場にある映画館も1913年に建てられたものだとか。


 こちらは図書館で借りてきた本ですが、昔のポストカードからディジョンの町を歴史的に解説しているなかなか興味深い本です(私にとっては)。Théresé Dubuissonは、この他にもディジョンの町の古い扉のみを紹介しているマニアック?な本もあるのですが、イラストも綺麗で大好きな本です。

2013年6月17日月曜日

休日の過ごし方

 最近天気がよくて家族で外出する機会が増えました。フランスに住んで寒くて長い冬を経験してから、心から太陽の有難みを感じるようになりました。太陽に当たることで精神的にも落ち着き、エネルギーをもらえる感じがするので、日焼けは嫌でも、この時期積極的に外に出たくなります。
 太陽の光を浴びることで、セロトニンというホルモンの分泌が盛んになるそうです。そしてこのセロトニンが不足すると鬱の原因にもなるとか。成る程、よく冬になると鬱の人が多いわけだ(苦笑)。でも毎日どんより暗い日が続くと、確かに倦怠感というか、気分が上がらないことはあります。
 また太陽の光はコレステロールをビタミンDに変化させる効果があるそうですが、ビタミンDは健康な歯や骨をつくる上で大切な要素です。太陽の光にあたることが不足しているフランスでは、べべに毎日ビタミンDを飲ませるんですよ。また聞くところによると、こちらのビタミンD、老化を防ぐアンチエイジングビタミンとか。これは他人事ではないですね、今はせっせっとお散歩して、冬に向けて充電しておきたいと思います(笑)。 


今週末は田舎の家でバーベキューをして過ごしました。
ご飯食べて木陰で寝そべって、何をする訳でもないのですが、そういう休日が一番贅沢だと彼は言います。私もいつもここに来るとウトウト寝てしまう。

フランスってレジャーシートではなく、このように大きなタオルを敷くことが多いんですよね。これには初め「なんで?」と思ったのですが、だって洗濯するのも大変だし、レジャーシートの方が扱いやすくない?と。でも本人達(フランス人)は結構気に入っているみたいなんですよね、柔らかくて気持ちいいと(苦笑)。海岸でもこのタオルを敷くんですけれど、砂だらけでも気にならないみたいですね。日本人ほど神経質ではないので、頻繁に洗濯もしてなさそうだしいいのかな?それにしても、日本人とフランス人では、汚いとか、衛生的に気持ち悪いの基準が違いそう、といつも思います。日本の土足禁止の家で育った私はみんなが土足でいるサロンをハイハイする息子を見るとぞっとし、さりげなく手を拭いたりしています(苦笑)。やはり生活習慣というのは急に変えられるものではないですよね。勿論うちは土禁にしていますが。


日曜日はブロカントに。
こんな野原のようなところですが、意外とお宝に出逢えることもあります(もちろん空振りもありますが)。

日差しは強くても木陰は涼しい。
息子には水分補給、私はビールで喉を潤しました(えへ)。

2013年6月12日水曜日

vente-privee.comでプチバトー買い物

 フランスに来てから物欲が減った(無くなってはいない...)。でもたまに物欲ザウルスが騒ぎだし何か買いたいという衝動にかられることはある(笑)。その時に利用するのが、こちらのvente-privee.com。特に息子のプチバトーはここで買うことが多い。でもこちらでもプチバトーは人気なのですぐにepuisé(売り切れ)マークに変わっていくので即断力が必要になってくるが、そのスリル感も結構楽しかったりする(笑)。今回は息子の夏物や日本に住む母への部屋着を購入。タイツが2ユーロだったり、「えっ」と驚くほど安いものもあって、日本の価格は一体何なんだろう?と思ってしまう(12歳用(XS)Tシャツも5ユーロだった...)。息子に着せるようになってから、自分のものもたまに買うようになったが、肌触りがよく価格も手頃なので、私にとってはユニクロ感覚で、ちょっとしたプチストレス発散にもってこいである(笑)。
 今のところ配送のトラブルも全くなく、フランスでは珍しく?きちんといつ発送したかメールで連絡がくるので安心である。以前は3週間後とか忘れた頃?に配達されることが多かったけれど(苦笑)、最近は1週間くらいではないだろうか?プチバトーの他には、JOSEPH,ISABEL MARANT,ステラマッカートニー(下着)などを購入したが、サイズさえわかれば本当にお買い得。洋服の他には、家電や食料品、コンサートのチケットまでありとあらゆるものがありますよ。


ハンガーもついてくるので、これも洋服を収納する際に便利。
目を離した隙に(笑)。
暑くなってきたので早速着させているが、やはり着心地がよさそう。
下手するとスーパーで売っているような安価なモノよりお手頃なのではないかと思う。
価格」というのはあってないようなものなのかもしれない。

2013年6月11日火曜日

ヴィンテージ 子供の椅子 GROSFILEX

 ブロカントやアンティーク市に通いだして何年か経ちますが、その時々気になる物は違いますが、最近欲しいものは家具。特に家具の中で好きなのが椅子。日本にいた頃は食卓テーブルに合わせる椅子は全て同じ物で統一したいと思っていましたが、こちらに住んでから感じることは、全体に統一感があるのであればスタイルも年代も違うものを合わせた方が個性的で面白いのではないか、ということ。今までは場所に限りがあるのでスタッキング可能なものを少しずつ揃えていましたが、今は新しいパソコンを置く机にあう椅子を物色しています。
 
 フランスに住むようになってから以前にも増してモノを増やすことに居心地の悪さを感じるようになりました。これからは本当に気に入ったものを吟味して選びたいと思っていますが、モノを選ぶということは簡単なようで意外と集中力を要するもの。この夏果たして愛着を持ってずっと大切に使える椅子に巡り会うことができるでしょうか...。

こちらは私が日本に行っている間に彼がブロカントで求めたもの。
どこかの学校で使われていたものでしょうか?
まだ息子には大きいので、取り敢えずぬいぐるみに座ってもらっています。


Chaise orange GROSFILEX
GROSFILEXはフランスのジュラ地方で創立されたガーデンファニチャーブランド。
こちらの椅子は幼稚園で使われていたものだとか。軽量で耐久性に優れ、座り心地もいいそうです。
明るいオレンジがマンネリ化しつつあるインテリアのアクセントになってくれています。私は正直オレンジという色に今まで馴染みがなかったのですが、フランスでは人気の色です。それが証拠に子供用の椅子stokkeを購入する際にも真っ先に彼に「オレンジがいい!」と言われましたから。でも却下しましたけれどね(笑)

 こちらの椅子は、友人が息子の1歳の誕生日にプレゼントしてくださった1970年代のヴィンテージの椅子。下記のフェースブックのBrigitte-Durieuxさんから譲って頂いたそうですが、彼女はTOLIXなどインダストリアル家具についての書籍をいくつか出版されています。先日ディジョンのアンティーク街で行われたブロカントで直接お話する機会がありました。ボブスタイルに眼鏡をかけた素敵な女性がいるなぁと思ったら彼女でした。その時も子供の玩具など販売していましたが、「jeujura」というジュラ地方の木の玩具を作っているメーカーがあるのですが、70年代の黒板が、同じくオレンジ色で可愛かったですね(肝心な時にカメラの充電がなくなってしまい写真に撮れず残念...苦笑)。最近ではこういったヴィンテージの玩具や椅子が数が少なくなってきていて心配とおっしゃられていたので、いい状態のものに出逢えたら迷わず買った方がいいかもしれません。
https://www.facebook.com/pages/Brigitte-Durieux-Mobilier-Industriel/470122209672386?directed_target_id=0

2013年6月7日金曜日

フランスもやっと暑くなってきました!

Ça y est c'est l'été!やっと夏がやってきました。これで冬のコートが仕舞えるかな?窓も開けて待ちに待った太陽です!
掃除機をかける時以外開けることがなかった窓。

今日の気温は28度とか。夏日ですね。
息子も半袖短パンになりました。

暑くなるとラタトゥイユ系のものが食べたくなります。
今晩は鶏肉と煮込みました。

こちらは先日義母の家で頂いたクスクス。野菜がたっぷりで、ほろほろの羊がなんともいえず美味。家庭ごとに作り方は違いますが、フランスでも人気の家庭料理です。私も今年はモロッコ料理を開拓したいと思っていまして、
早速図書館で借りてきました。この夏は色んな種類のクスクスに挑戦したいと思っていますが、また「食べることしか考えてないんだねー」と誰かに呆れられそうでが、厳密には「食べることと飲むことね」(笑)。

これからテラスでアペロの季節が来るのかな?
BQにブロカント、フランスの夏がやってきます。楽しみです。