2019年1月22日火曜日

Maison et Objet に行ってきました!

まず初めに、コメントを頂いていたのですが、なぜか返信ができず…。ごめんなさい。コメント有難うございました!読んで下さって有難うございます。

フランスは、今週も寒く日曜日には雪が降りました。こちらにいらっしゃる際には、防寒をしっかりされてくることをお勧めします。手袋、帽子、マフラー、ヒートテックも!我が家はみんなヒートテックにお世話になっています(笑)。それと風邪が流行っており、インフルエンザにかかっている人も周りに多くいるので、どうか風邪に注意されてください。普段飲み慣れている風邪薬などお持ちになると良いかもしれませんね。直ぐにお医者さんにかかるのも難しいでしょうから…。気をつけてフランスにいらっしゃってくださいね。

先週、友人が招待券をくれたので、初めてデザインとライフスタイル分野の見本市、Maison et Objet に行ってきました!フランスに住んで10年以上が経ちますが、行くのは初めて。「いつか一度は行って見たい!」と憧れていたので、嬉しかったです。会場は、Parc des expositionsにあって、私は以前違うexpositionでPoete de Versaillesの会場には行ったことがあったのですが、TGVや飛行機で来る人にとっては、空港からナベットが定期的に無料で出ているので、返って便利なのではないかと思いました。でも流石フランス…と思ったのですが、駅に着いてから、Maison et Objet 行きのナベットの標識もなく…。もっと日本だったら、至る所に親切にポスターなど貼ってありそうなものの、ここはフランス😑スーツケースを持った人達がウロウロ乗り場を探していました(笑)。




自然光が入る会場はお洒落な人たちで一杯。英語を話している人が多く、国際的な展示会なんだなぁ、と改めて思いました。会場はとても広く、早々と全部を見るのは諦めました(笑)。至る所に椅子などが置いてあって、ちょっと休憩できるスペースもあって、なかなか良い感じ!

今回の目的は、招待券をくれた友人のプロダクト「RADAR INTERIOR」を見ること!2016年に創設された、まだまだ若いクリエーターです。
https://www.radar-interior.com

既にロンドンの高級デパート「ハロッズ」などでも取引があるそうですが、実際見ると迫力があり、ランプというより一つのオブジェのようです。彼女が「unique」他にはないデザイン、高品質な素材に十分拘って作っているというのが、見てて伝わってきました。全て受注生産 arsisanal(手工芸的)、職人さんによって丁寧に作られるそうです。

ガラスの厚みが凄いなって、正直思いました。

↑ヨーロッパの昔の天井みたいですね。個人的にはこれが面白いなと思いました。
モダンなインテリアに敢えてこのランプを飾ったら素敵そう、と一人想像して楽しんでいました(笑)。

今年のDESIGN SELECTIONに選ばれたのも、十分頷けます。

友人のFrancesca。子供のクラスメートのママです。普段は私と同じで子育てに追われ、いつもジーパンにスニーカーという格好ですが、サロンに立つ彼女は別人。ワーキングウーマン。働く顔は、3人の子供のママとは思えない、いつもとは違う輝きを放っていました。目標を持って働く女性は素敵ですね!久しぶりに都会の刺激を貰って帰ってきました(笑)。






2019年1月2日水曜日

明けましておめでとうございます!

2018年は、周りの方の温かいご縁に支えられて、家族元気で楽しく過ごすことができたように感じます。今年も毎日を大切に過ごしていきたいと思っております。

昨年は、私たち家族にとって、ちょっとした変化の年で、夫が転職をしたり、子供が小学校に上がったりと、新たな生活が始まった年でもありました。なので私は逆にみんなの生活が落ち着くまで家にいようと決めていました。

特に子供が小学校に入学したことは、大きな変化だったように感じます。今までは幼稚園で下の子とばかりいたのが、急に大きな子たちと生活するわけですから、初めは戸惑いがなかったわけでもありませんが、それでも割と早くに新しい環境に適応できたように感じます。ただ毎日の宿題が、私にはプレッシャーで…!10分くらいで終わる大した宿題ではないのですが、初めの頃は子供よりも私の方が緊張していました(笑)。こちらは、読みの宿題や詩の暗誦が多く、発音や読みに重点を置いているので、外人である私にはかえってややこしい!子供から「ママ、それ違うよ。こう発音するんだよ。」と逆に注意を受ける程(苦笑)。只今初心に返って勉強し直しております(とほほ)。

初めての子育てで、それも外国で右も左もわからず、本当に分からないことだらけなのですが、初めに書いたように、本当に周りの親切なお母さん友達に助けられながら、なんとかここまで来れたような気がします。これからも一歩一歩ですかね?

今は毎日の学校と習い事への送り迎えに追われる日々ですが、仕事をしている訳ではないので、時間的余裕があるはずなのに、なぜかブログを更新する機会が減ってしまい、またのんびり続けていきたいと思っています。本年も宜しくお願い致します。


年末は鴨鍋からの年越し蕎麦の予定が、早々と食べて寝てしまいました(苦笑)。
ノエルの後だから尚更「やっぱり和食よねー!!!」と。夫も「僕だって和食の方が好きだよ!」と。
年々フランス料理を受け付けなくなってきているような気がするのは気のせいでしょうか。これも年かな?

毎年のことですが、材料もないのでお節など作れず、
ありきたりな食材で和食もどきの食事を作ってごまかしています。
でもお雑煮だけは作って少しでもお正月気分を味わいたいものです。

これわざと白目なんですけど…苦笑。誰に似てこんなお調子もんキャラになったんだろう?

こちらはお正月三が日をのんびりと過ごす、ということもなく、夫は2日から普通に仕事があります。
なのでせめて元旦だけはのんびり和食を食べながら、家族でゆる〜く過ごします。
今年は手巻きにしました。息子は厚焼き卵とツナマヨが大好き。自分で巻いて食べるのも面白いみたいです。
確かにこういうのってフランス料理にはないですよね。

この写真をブログに載せるように本人より指示がありましたので…笑。
さぁ、明日から二人きり。寒いけれど外に出して発散させないとだな。
元気なのはいいことだけれど、私は正直疲れます…。







2018年6月23日土曜日

学校祭


 幼稚園では、学年末に毎年 fête(学校祭)があります。子供達のコーラスやらダンスなどが披露されるのですが、こちらはそのダンス? 毎年思うのですが、いまいちやる気があるんだか、ないんだかって感じの出来栄えで、正直「えっ、これでよしとしちゃうの?」と驚きます。でもママやパパのみならず、おじいちゃん、おばあちゃんも喜んでビデオ撮影をしているのを見ると、フランスではこんなものなのかもしれないけれど、日本だったらその為に凄い練習をして完璧にするんじゃないかなあ…と。これも国民性の違いでしょうか?

こういう学園祭では子供達が楽しめるように幾つかのスタンドが用意されているのですが、
どれも手作り感満載で、これらは全てパパやママのアイディアによるもの!
ママだけでなく、パパも積極的に参加し、学園祭を盛り上げているのには本当に感心します!
というか平日の17時に仕事が終わって参加できるのがいいですよね…。なんとも長閑。
日本もそうなればいいのに。

ママやパパ達が作ったケーキを1ユーロで販売し、学校に寄付します。
甘いお菓子だけでなく、キッシュやケークサレ、グジェール(チーズを混ぜたシューの皮?)なども
あります。私も販売のお手伝いをしましたが、人気があるのはガトーショコラ!やチョコチップクッキーなど。色んなお菓子があって勉強になりました😋

これは友人のママが描いた木の幹に、一人一人が手のひらにインクをつけて布に強く押し付けます。
その一つ一つの手型が、茂っている葉っぱのようになり、生き生きとした絵画が出来上がります!


可愛い絵画の出来上がり。先生たちの手型もあります。良い思い出ですね!


こういうイヴェントの時に、働いてて忙しいと思うのですが、ママやパパたちが積極的にボランティアとして参加するのにはいつも関心します。自分たちの子供のいる学校を自分たちで良くしよう!という強い意思が感じられるのです。そういう時のパワーというか結束力は素晴らしいですね。私にとってもこの3年間は、本当に学ぶことの多い幼稚園生活でした。9月からは小学校。また新たなステージに上がりますが、楽しみながら子育てができたら、と思っています。
一足お先に幼稚園を終わらせて頂き、日本で夏休みを過ごします!また楽しい思い出が沢山できますように。





2018年6月19日火曜日

学校の引率

 あっという間に幼稚園も終わりに近づき、もう直ぐ夏休みには入ろうとしています。どこの国もそうだと思いますが、学年末はイヴェントが多く、お母さんたちも大忙しです。
3年間あっという間で、特に年長のクラスでは引率にもよく参加してたので、お友達の名前もお顔も覚えられて、町で会っても子供達から「〇〇のマモン!」と声を掛けてもらえるようになりました😅 フランスは授業参観というのはないのですが、こういう引率に行って、自分の子供がクラスでどんな感じか知ることができます。手の空いているお母さんたちは積極的に参加して先生を助け、決して強制的な感じではなく、やらされている感がなくていい感じだなぁって思うんですよね。
 聞いてはいましたが、先生によって1年間のプログラムが違って、年長さんの先生は若くてアクテヴィブで頻繁に遠足などがありましたが、そうでない先生も…。クラスによって全く違うので、これは運というか。本当にフランスって面白いなぁというか、適当だなぁ…と思います(苦笑)。


これは遠足で牧場に行ったとき

マザー牧場のような観光地化された牧場ではなく、流石は農業国フランスの牧場なので?!
それはそれは汚いわ、臭いわ、ハエは凄いわ、そして暑く!容赦ない感じでしたが、
小さな子供の中にはあまりに臭くて吐いた子もいました…😨

結構近くでエサをあげたり、ちょっと見ていて怖いけれど、
子供にとっては動物と触れ合ういい機会ですよね。




2018年2月1日木曜日

キノコ狩り

 2018年が始まったと思ったら、既に1月も終わりに近づいていることに焦りを感じながら…。今年に入って雨続きのディジョンですが、パリではセーヌ河の増水など問題になっています。
 フランスの天候は変わりやすく、雨が降ってもしばらくすればやむことが多いのですが(だから傘をささない人が多いのかもしれませんが…)1日の中でも晴れたかと思ったら、急に雨が降ってきて、また晴れ間が見えたかと思って油断して傘を持たずに外出したら土砂降りみたいな「何なのよ、もう!」と怒りたくなるような日もあります(苦笑)。
 でもそのお陰?で、太陽の有難味をすごく感じるようになって、少しでも天気がいいと散歩したくなります。これはそのお散歩で見つけたキノコ。1月にキノコが採れるなんて思っていませんでしたが、Gris de sapinと呼ばれるキノコで、通常は11月くらいに見かけます。私たちはこれでオムレツやパスタを作ります。セップやジロール、ショントレイルなどがフランスでは珍重されていますが、私はこのさっぱりしたキノコが大好き。どういう味?と言われると困るのですが、ただキノコはフレッシュに限る!と自分たちで見つけるようになって思うようになりました。なんとも言えない歯ごたえというか、プリプリ感、これは病みつきになりますね。

         このカゴは夏に潮干狩り用に買ったもの。しっかり活用しています😅


また別の日に。この時期にこんなに青空が見えることは珍しいんですよね…。

外で思いっきり遊ばせてあげたいと思うのですが、冬は天気が悪く、家に篭りがちです。
なので太陽が出てると、このチャンスを逃さず発散させなきゃ!と思ってしまうんですよね。
でも今年は気温的にはそんなに寒くないですね。日本の方が寒いかも。

キノコ狩りは夫の趣味に付き合う形で始めましたが、季節ごとに採れるキノコも違って
なかなか奥が深いですね。毎回採れるものでもないので、みつけた時の喜びは宝さがしそのもの。
童心にかえって夢中になれます。この日も思いがけずキノコを見つけ、何の準備もなく
仕方なく子供のヘルメットに入れてしまいましたが😆、やはり見つけて素通りは出来ませんからね(笑)




2018年1月2日火曜日

明けましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます。2018年、新しい年が始まりました!
今年も、毎年同じことを言っていますが、心身ともに元気で、日常で感じる些細な幸せを大切に、笑顔の多い一年にしたいと思っています。

2017年を振り返ると(でも普通こういうことは年末にするんですよね…苦笑)、ノエルからカウントダウンパーティまで、大掃除をしながらのフェット(パーティー)続きで、元旦は家に帰ってきたのは朝の3時…流石にこの年齢できついんじゃない?って嫌味交じりに夫にも言ったんですけどね(苦笑)、でもこうやって友達と元気に集まれて、新年の始まりをビズして始められることは有難いことなのかもしれませんが、来年は遠慮します!と言っておきました(笑)。今、やっと落ち着いてpcに向かえます。でも忙しくて良かったのかも。この時期特有のホームシックにかかる余裕もなかったから!

今更ですが、2017年は10月から5週間日本に行きました。
ベビーカーにミルクやオムツの替えを持って飛行機に乗っていたことを思うと、本当に楽になりました〜。今は自分のスーツケースを持ってくれますからね。こういう一つ一つのことが感無量です(涙)。

今回の旅行の収穫は、ランニング教室に通ったことかな?そう、うちの子は何故か走ることが大好き。でもフランスではランニング教室なんて聞いたことがない。日本の子供達に混じって、ランニングのみならず、色んなことを学んだようです。このお教室に通うようになってしばらくは自分のことを「俺!」とか言ってましたからね(笑)。やはり子供は、子供達と一緒にいる中で多くのことを感じ、成長するような気がします。幼稚園生なのに、特別に小学生のクラスに入れさせてくださったこのお教室に感謝です!日本語も上達したし、何よりもたくさんのお友達ができました。

こちらは近所のお祭りで。子供達にどうやって木で家を建てるか説明があり、最後は上棟式の紹介で上からお菓子を投げてくれました。子供達は大興奮!必死です(笑)。たたでお菓子が貰えるなんて、フランスでは考えられないこと!以前、夫が渋谷でただでティッシュを貰い凄く驚いていましたが、毎週末近くでお祭りやらイベントがありその度におもちゃや駄菓子を頂き、子供はすっかり日本の祭好きに(笑)。

もう気分は忍者ですからね。日本の子と変わらないくらいどっぷり日本の文化にはまっているね〜ってみんなから言われました(笑)。

家族と一緒に美味しいものも沢山食べました!特に和牛は大好きに。「にくー、にくー!!!」って言ってましたからね。今回の旅行では、フランスと日本の文化の違いを、自ら楽しんでいるように感じました。

大好きなドラえもんミュージアムにも行きました。「5週間なんて長くていいわね!」と言われるのですが、楽しい時間はあっという間に過ぎていき、やはり日本の家族や友達と過ごす時間は、私にとってはかけがえのない大切な時間!これはフランスでは味わえないものです。嗚呼、またすぐにでも行きたい!

日本から帰ってしばらくすると、もうノエル。毎年恒例、半強制(いや強制だな)ノエルパーティも無事終わりました。我が家は夫の両親が離婚していて、それぞれの家族と過ごすので3日間ノエルのパーティが続きます。今でも、正直ノエル前は少し気分が凹むのですが(なぜかと言われると答えられないのですが、気分が重くなるというか…)なんせ食事の時間がやたらと長い、そして以前に比べたら食事も軽くなってきているのにも関わらず、消化不良を起こす等々。子供は嬉しいでしょうけれどね。みんなから沢山のプレゼントを貰えるから!


今年でフランスに暮らして13年目に入ります。えっ、そんなにいたっけ?って感じなんですけれどね。今では子供とは日本語のみで会話できるようになり、それが私にとっては凄く励みになっている気がします。2018年がどんな年になるかわかりませんが、皆さんにとっても幸福に満ちた一年でありますように!






2017年9月29日金曜日

Pornicで潮干狩り

 今回の旅行の楽しかったことの一つに、潮干狩りがあります。アサリ、ムール貝、bigorneauという名のタマキビ(よく岩場にくっついている巻き貝)、coque ( ザルガイ)小さな海老、牡蠣など、面白いぐらい沢山採れるのには感動しました。海水や泥の冷んやりした感触を楽しみながら、童心に戻って毎日夢中になって探しました。潮干狩りは潮が引いている時しかできないので、潮見表を見ながら、アサリなどは特定の場所に集まる傾向があるようで(これは地元の方に教えていただきました)、どこでも取れるというわけではないので、その辺りも、やりだすと面白く奥が深いな、と(笑)。まずは格好から?子供にも熊手や網、採った貝を入れるカゴを買ってあげたので、嬉々として探していました。

こちらの海岸ではcoque(ザルガイ)を。

海藻に覆われた岩場を歩くのは、時に容易ではありません…。

小さな海老や蟹を探すのって、子供にとって楽しいよね。

こちらでは早速師匠(このお兄ちゃん)を見つけ、金魚の糞のようにくっついていました(笑)。

潮干狩りの喜びは何と言っても、採れた貝を新鮮なうちに調理して食べれること!

パエリアも作りました!あっ、でも海老は買ったものを茹でたものです(笑)。

フランスで暮らして10年以上経ちますが、なんで、フランス人は馬鹿みたいにヴァカンス!ヴァカンス!って騒ぐのだろう?と正直冷めた目で見てましたが、ヴァカンスは、日常の単調さから抜け出せるだけではなく、新しい人たちとの出会いがあったり、いつもと違う場所で違った景色を見ることで、日常に前向きな視点を持つことができたり、結構悪くないわ!と初めて思いました(笑)ま、今までのヴァカンスは何だったんだろう?という話ですが、これで少しフランス人を理解できたような気が…。またいつかここに家族で戻って来れるように明日から頑張ろう!と思えたことは、今回の旅の収穫でしたね。