先日、彼の友人(男性)から料理を作るから食べに来て!と夕食のお誘いがありました。わざわざ我が家に、ルクルーゼの鍋(それも35CM、流石に大きくてうちでもあまり使うことがないのですが…苦笑)を借りにきたことからも、その気合いが伝わってきます。さて何をご馳走してくれるのでしょうか?
RUINARTで乾杯し、まずはアペロから始まり…
メインのお料理を頂くまでのお喋りの時間が結構長いんですよね…フランスは。今日はスペイン帰りのお友達の話で盛り上がりました。こんがり焼けた彼は、ビーチで海水浴を楽しみ、新鮮な魚介類を堪能してきたたようで羨ましい限り。一足早いバカンスですね。
さてお待ちかねのメインはこちら…
Boeuf bourguignonと呼ばれる、ブルゴーニュのスペシャリテ、牛肉の赤ワイン煮です。この日は、シャトーヌフデュパープでコトコト煮たと言っていました(凄い、既に贅沢だわ…)。あまりに美味しくて、久しぶりにお肉もワインもガツンッと残さず頂いてしまいました。フランスは男性も料理を作ります。女性がキッチンに立たなくていいなんて素晴らしいことですよね。そして何よりも食に感心を持っているということがいいなぁと思います。何処の部位を使うと美味しいとか、どの位火を入れたらいいとか、男性同士が熱く語り合っているのを見ると、生きることを疎かにしていない感じがして、まさにフランス人、BON VIVANT(人生を謳歌する人)だなぁと思います。
合わせたワインはこちら。こちらのムルソーの造り手は知りませんでしたが、果実実のボリューム感があり、酸とミネラルのバランスが取れた、純粋に美味しいワインでした。造り手のお父様は、コントラフォンの醸造長だったとか。
デザートはこちら。黒っぽいタルトは、私が持って行ったタルトシトロン(レモンのタルト)。EBAYに夢中になっていて思わず焦がしてしまいました(アハハッ)本当にコルドンブルーでお菓子を習っていたと言えるのでしょうか?お恥しい…いつものことですが食べたら睡魔が襲ってきます。この時間で既に12時を回っているんですよ!おばちゃん眠いよって感じで、ソファで休ませて頂きました(笑)そして帰ったのは2時過ぎ。でも彼は早朝6時に起きてブロカントに行きました。この情熱を仕事に注いだらどんなにいいだろうかと。でもこれもフランス人なんでしょうね。
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