PINS コレクション
ピンスが好きで、ブロカントに行く度にチェックしていました。「パピー(お爺ちゃん)趣味」とバカにされながらも、集めだすと止まらず、最近ではネットでも落とすようになっていました(苦笑)たかがピンスと高を括ると、意外と負けることもあり、やはりコレクター(マニア?)というのは存在するんだなぁと実感します。
さて写真は、AUXERREでのブロカントで出逢ったピンスのみを販売しているプロ。その数、どのくらいあるのでしょう?1枚の板に100以上は入っているので、優に10,000とか超えているのでは?素晴らしいコレクションですが、お話しを伺うと30年以上集めているとか(納得…)。ありとあらゆる分野があって、「ワイン関係は?」と聞くと、「それはこのアルバムよ」と見せてくれたのですが、有名メーカーのものは1つもなく、ワイン生産地の「地名モノ」に止まっていました。やはり名前が知れたメーカーのものは、すぐに売れてしまうそうです。ワイン関係以外だと、シャネルやイヴサンローラン、ランバンなどのヴィンテージピンスがお洒落で可愛かったですね。普段は、散々バカにしている彼でさえも、ここまで揃っていると面白いみたいで、興味津々覗いています。そして終いには、買っているじゃないですか!これにはビックリ。
彼が買ったのはこちら。エナメル塗装がしてあるので1960年頃のものではないかと。彼が「僕の未来の車」といつも言っているDATSUN(日本ではダットサンと呼ばれているそうですが、フランスではダッツンと発音されます)、1930年代に生産された憧れの日本車だそうで、私は詳しいことはわからないのですが、「伝説の車?」なんだとか。車までヴィンテージを選ばなくてもいいのではないかとも思いますが(呆)、フランスには、彼のようにMADE IN JAPANを心から愛し、日本の技術力を高く評価する人達が沢山います。彼らから言わせると、日本って凄いんですよ!素晴らしいんですよ!!!
話がそれてしまいましたが、私が今回購入したものはこちら。ワイン関係ではないのですが、SNCFの限定TGVシリーズ (日本だったら、新幹線シリーズみたいな感じかな?やばい?)。ブルゴーニュだけではなく、アルザスやロワールなど他の地方も揃っていましたが、ブルゴーニュに住む者としては、やはりHOSPICE DE BEAUNEと葡萄が描かれた、このダサかわいいピンスに惹かれます。流石公務員の造るものは違うなぁと感心しました、これゴールドでできているんですよ(驚)お値段もPINSにしては破格でした。AUXERREでのブロカントで自分用に買ったものは唯一これだけ。意外に自分のモノとなると買わないものです。
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