お隣のブティックにはこんなかわいらしい小豚が飾られていましたが、 こちらも100年後には「アンティーク」と呼ばれるのでしょうか? |
美術館には溜息が出る程美しいCARAFE(デカンタ)がいっぱい。 |
こちらのクリスタルボウルにご注目ください。 |
こちらのクリスタルボウルですが、「diament(ダイヤモンド)」 という人気のシリーズで、バカラ社を代表する、洗練された技法のひとつです。19世紀には、carafe (デカンタ)やグラス等、沢山の種類がつくられましたが、実は、同じ種類のボウルが、現在銀座「カーヴ フジキ」に飾られています。こちらは、エッジにシルバーがついた珍しいタイプで、シルバー部分には、きちんとpoinçon*がついています。「この当時、バカラ社が一緒に働いていたのは、クリストフルではないかしら?」とアンティーク商のマダムは話していましたが、それは定かでないにしても、1930年頃のDEPOSE BACCARAT時代の貴重なものです。
こちらにも沢山の工具が展示されていました。フランスでは、お店のショーウィンドーに、よくその職業で使われていた昔の道具類が飾られています。例えばワインショップではPRESSOIR(葡萄圧縮機)やぺペット 、お肉屋さんでは、昔使われていた包丁等…OBJET DE METIER(職人の道具)と呼ばれるものですが、これらを飾ることはその道で生きた職人達への「敬意」ではないかといつも思って眺めています。
Bibliographie(参考書目) Baccarat manufacture françaiseより
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