2010年9月28日火曜日

アンティークに魅せられて

はじめに…

 フランスで暮らし初めて早いもので4年が経ちますが、今では週末は蚤の市(ブロカント)やアンティーク市に通うことが楽しみになりました。そこで出逢った、今では探すことが非常に難しい、19世紀にヴィニョロン(ワイン生産者)が使っていた農具や、アンティークバカラを初めサンルイ、ドームなどのクリスタル製品、クリストフルなどの銀製品、ワイン小物を中心としたテーブル周りがちょっと豊かになるヴィンテージ雑貨などを、銀座「カーヴ フジキ」に卸しています。カーヴ・フジキ(藤木酒店)は明治22年創業の老舗の酒屋さん。そんな由緒あるお店に、同時代を生きたフランスの古いオブジェをご紹介できることを嬉しく思います。このブログでは、それらのオブジェや、個人的にコレクションしているガラクタなどご紹介できたらと思っています。これからもどうぞよろしくお願い致します。

 
銀座「カーヴ・フジキ」にて12月にアンティークのEXPOSITIONを開催する予定でいます。
20世紀初頭のクリストフルのテーブルウェア、アンティークバカラ等、
日々の食卓でも十分使える「普段使いのアンティーク」をテーマに
ご紹介したいと思っています。
是非ご来店頂き、フランスのエスプリを感じて頂けたら嬉しく思います。
どうぞよろしくお願い致します。







アンティークバカラのコレクターに人気があるのが、
刻印のない(1936年以前)カタログ時代のもの。

 こちらのアンティークバカラは 12月に店頭に飾られます。 
↑ こちらが上記のカタログに載っている19世紀後半ワイン用グラス。
                
現代の大きいグラスに比べると、小振りに感じるかもしれません。
繊細な彫りと優美なフォルム。

                       



こちらは、1936年以降のESTAMPILLE(刻印)のある時代のもの。
金の淵のある、シンプルでかわいらしいペアグラス。
クリスマスに、前菜を載せても素敵ですね。

柔らかく滑らかで、思わず手に取りたくなるようなクリスタルグラスの魅力を堪能して下さい。


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