2013年3月30日土曜日

Milk decoration 3 買いました。


いつの間にか発売になっていったようです。日本にいた頃は、ふとコンビニなどで買っていたファッション雑誌ですが、こちらでは全く読まなくなりました。でもインテリア雑誌は好きでたまに立ち読みします(笑)。今回は良さそうだったので珍しく買いました。

色合いが春らしくていいですね。

可愛いな。うちはほど遠いので、せめて見て癒されよう(笑)。

今月号は悪くない気がします。ご参考までに。

2013年3月26日火曜日

春夏ファッションショー Mylsand

ディジョンにあるブティックMylsandから春夏のファッションショーに招待されたので行ってきました。こちらは、BALMAINやBALENCIAGA,CELINE,YSLなどフランスの一流ブランドを扱うお店。全く縁のない世界ですが、たまに(本当にたまにですが…笑)ISABEL MARANTだけは好きで買います。こんな華やかな世界があるんだな、と今回は勉強させて頂きました(笑)。

夜にひとりで出かけるなんて何年振りだろう‥…。「どうぞ、どうぞ、行ってきてください」という感じだったので(笑)気兼ねなく。ライトアップされたディジョンの町も改めて綺麗だな、と。
うちの前の通りです。サンミッショル教会の裏側。

リベラション広場

かつてブルゴーニュ公国の首都はディジョンに置かれていましたが、
その宮殿であるブルゴーニュ大公宮殿Palais des Ducs et des tats de Bourgogne。

お洒落な人が集まってきました。こちらでお洒落と言われる人は、黒ずくめの人が多いです。こちらのブティックがあるForges通りは、中世の邸宅が点在する通りで、18世紀まで町のメインストリートでした。
お隣の建物も有名です。ブルゴーニュ地方特有の瓦屋根。何年住んでも、古い町並みを見ての散策は楽しい。
ちなみにこちらのAubriot 館は、13世紀に建てられたものですが、1908年に中世風に建築家Louis Perreauと彫刻家 Xavier Schanoskyによって再建されたそうです。

肝心なショーですが、きちんとモデルさんが歩くんですね。これにはびっくり。一応お立ち台(古い?この表現‥‥笑)みたいのもあって。何等身なんだろう?と思いながら,同じ人間とは思えません(苦笑)。

ショーの後は、シャンパンとアペリティフがサービスされて。フランスの「社交」ですね。そしていらっしゃっている方達の服装にも釘付け。どっちがモデルかわからないくらい、みんなスタイルがよくて流行の服に身を包んでいる。その豪華なこと!優雅な時間を過ごさせて頂きましたが、モードの世界も奥が深そうです(ため息)。
Mylsand  38 Rue des Forges 21000 Dijon

2013年3月24日日曜日

最近の我が家は‥…

子供の物に支配されつつあります(苦笑)。絶えず動いてとっ散らかす息子。片付けに追われていますが、潔癖性でなくてよかった(笑)。好きにしてちょうだい。
ヴィンテージの玩具のトラクターもこの通り。手荒に扱われています、父さん見たら泣くよ(笑)。
最近はかくれんぼが好きみたい。いないと焦ると、ここに隠れている(苦笑)。

このうさぎちゃんにも彼の歯形が…。

キッチンも大好きで、食料品をいれている籠に玩具を入れては喜んでいる。

そんな彼ももうすぐ1歳。時間が経つのは早いですね。
そしてもうすぐ日本に帰ります。

2013年3月18日月曜日

ニュイサンジョルジュの試飲会 「LES NUITS AU GRAND JOUR」 

週末3月16日17日に行われた「LES NUITS AU GRAND JOUR」のデギュスタションに行ってきました。昨年は妊娠してたので来れず2年振り。毎年Halled de Nuits Saint Georgesで行われるのですが、そんなに大きな会場ではないのですが、たくさんの人で賑わっていました。今月に入って試飲会の案内をたくさん頂きます。春になってきた証拠ですね。これからワインの楽しい季節になります。

ニュイサンジョルジュの有名な造り手といえば,こちらのドメーヌでしょうか。
DOMAINE ROBERT CHEVILLON
とても気さくなおじさんでした。

やはりこちらのワインは美味しい。
こちらのドメーヌは日本にいた頃から好きな造り手、HENRI GOURGES。
ニュイサンジョルジュを代表する造り手ですね。
今回初めてピノブランを頂いたのですが、ピノノワール種の突然変異種ピノグージュからの白ワイン。心地よいミネラルとフレッシュな柑橘系を感じる上品なワイン。これはアペロにいいね、ということで何本か購入。普段飲みのワインはこちらでも10ユーロ位ではないでしょうか。この予算で美味しいワインに出逢えると嬉しい。

私にとっては懐かしい造り手AMBROISE。ブルゴーニュワインに興味を持ち出した頃、東急デパートに行ってよくワインを買っていましたが、ラックコーポレーションさんが輸入しているワインです。好きでよく飲んでいました。近々日本にセミナーで行くと話していましたよ。
AMBROISE

有名な造り手もいいのですが、こういう試飲会の楽しみといえば新しいドメーヌを発見すること。息子が大変なことになってきたと彼から呼び出しがあったので(笑)、タイムオーバーでゆっくり試飲ができませんでしたが、こちらのドメーヌ Bullorin&Fはビオディナミの造り手。透明感のあるピュアな味わいで、偶然同席した日本人の方達が「すっと飲めてしまう、今まで飲んでいたのとは違う!」と驚いていましたが、身体にじんわり染み込んでくるような不思議な感じ。エレガントで押し付けがましさが全くない。疲れないワインというのでしょうか。この造り手はストライクゾーンに入ってきました(笑)。
やはり飽きてきましたね。不機嫌モードです。

でも知り合いから頂いたクッキーをあげるとこの通り。凄い食いつきです(笑)。

今回の試飲会のグラス、リーデルだったんですよ。入場料10€ですが、このグラスも頂けるのでお得感ありますね(笑)。有名な造り手も出ていますが、雰囲気はあくまでもアットホーム。こういう打ち解けた雰囲気の中での試飲会ってちょっとお祭り気分で楽しいです。


2013年3月17日日曜日

ディジョン お勧めフレンチ LA MAISON DES CARIATIDES

初めて息子を週末義母に預けました。フランスでは夫婦二人の時間を持つために時々子供を預けて旅行に行ったりレストランに出かけたりします。私が日本人なのもあって、特に必要性も感じてなかったのですが、フランスでは子供とべったりいることは好ましくないと思われているところがあって、ベビーシッターや託児所に預けて、自分たちの時間を持ったり、メリハリを付けているようです。こちらは子供ができてもあくまでも夫婦が基本なんですね。結婚記念日ということもあったのですが「折角ならみんなと一緒の方が楽しいよね!」ということで、友人たちを誘ってアンティーク街にあるレストランへ行ってきました。


私たちはこちらのデギュスタションコースを選びました。乾杯はシャンパンで。
フランスに暮らすようになってシャンパンが身近になりました。
ちょっとしたお祝いでもよく開けます。

アミューズブーシュは牡蠣フライ。

フランスのレストランは薄暗いので写真が暗くてごめんなさい。


合わせたワインはこちら。

ラングスティーヌのカルパッチョ。ごまのソースと卵、ハーブのバランスがよく
爽やかな一皿。

黒トリュフのラビオリ。彼は毎日でも食べたいと絶賛!


メインは今回もお魚を選びました。こちらは日本料理をちょっと意識した一品。
湯気で鰹節が揺れてます。

ライチの入ったエキゾチックなデザート。

最後のハーブティに添えられたサブレまで美味しく頂きました。フランスに来て驚いたことが、最後シェフがご挨拶にいらしてくださった時に、きちんと感想を言うんですね。「お魚の火がちょっと通り過ぎてたのは残念だったけれど、その他は申し分なく美味しかったよ」みたいに(笑)。こういう批評をきちんと言うことで、ギャストロノミー(美食)が守られているのかもしれませんね。フランス人は自国の料理に誇りを持っています。

店内の雰囲気は下記のサイトで見てください。
こちらは建物は歴史的建造物で、17世紀に建てられたもの。元々は金物屋だったそうですが、外壁には12の男像柱と女性像が飾られ、彫刻はブルゴーニュのルネッサンス時代の有名な彫刻家Hugues Sambinによるものだとか。なるほど、レストランの扉の彫刻も素晴らしいわけだ。金物屋、エピスリー、アンティーク屋、家具屋、と時代を経て変化し、現在尚壊されずにレストランとして大切に受け継がれている。古い建物に、品のいいモダンなインテリアが調和した落ち着いたない内装、観光でいらした方にもお勧めのレストランです。

http://www.lamaisondescariatides.fr/?page_id=20

2013年3月15日金曜日

春の訪れ


フランスも少しずつ春の訪れを感じるようになってきました。

とはいえ、手袋は必須(笑)。

コストンと散歩した道を、これからは息子と歩くことになるのかな?こんなことを書いていたら、また雪が降り出しました。春はいつ頃来るのかな?(苦笑)。

今年のヘビロテアイテム。イヤマフって日本では呼ぶのかしら?こちらでは「cache oreille 」耳隠し?耳マスク?って感じかな?はっきり言って凄く評判悪いんですけれど(子供じゃないんだからさぁーって言われています...笑)、一度つけたらやめられないくらい温かくて重宝しています。

ちなみにウサギです。 


2013年3月14日木曜日

ディジョンの素敵な靴屋さん Dandies


以前こちらのブログでも紹介した友人クリステルが、昨年の春にデイジョンに靴のセレクトショップ 「Dandies」をオープンさせました。今回はワインバーで行われた春夏新作コレクションにお邪魔してきました。MICHELPERRY,MICHELVIVIEN,GIVENCHY,APOLOGIE他、常にアンテナを張った彼女のセレクションにうっとり。靴フリークにはたまらないお店です。どこの国の女性も靴が好きですよね。

ここはパリ?かと思うようなお洒落な人がたくさん。

フランス版セックス&シテって感じ???
お洒落は足下から?

シャンパン片手にアペリティフ。

彼女のお店はフランスのELLEにも紹介されました。
それにしても高いヒール。
こんなヒールを颯爽と履きこなすには忍耐力が必要かな(苦笑)。

個人的にはこちらのMICHEL VIVIEN のマスタード色のブーツが好き。
これなら息子が歩き出しても駆け回れそうかな?

この日クリステルが履いてた靴がこちらのAPOLOGIE。
このブランドは初めて知ったのですが、若いCREATRICE  Olivia Cognetが立ち上げた新しいブランド。
カルヴェンの靴を手がけていた彼女がつくる靴はどれもユーモアがあって品があります。
ミラノ近くの工場で、細かい部分は職人による手作業で丁寧につくられた靴。
シューズボックスもサイトも全て可愛くてセンスの良さを感じるブランドです。
ワンランク上のお洒落を楽しみたい方にお勧め。


こちらは試着しましたが、ヒールがあっても、安定感があって履きやすかったです。
見るからに質の良さを感じる仕上がり。
フランスではマダムフィガロやエルなど色んな雑誌で取り上げられています。春に向けて一足欲しいなぁ。
http://www.apologie-paris.com

暗い中で何やら古いポラロイドを出し、クリステルの写真を撮る彼。
私の写真なんて滅多にとらないのになぁ(苦笑)。

出来上がった写真がこちら。
ポラロイド250(1960年代)フィルムfuji3000B

夢に向かって頑張っている女性は美しい。
Dandies
Place Notre Dame -Dijon
tél 0380357581


2013年3月5日火曜日

MY LITTLE PARIS パリジェンヌの秘密のパリ

こちらの本は、友人からいいよと薦められていたのですが、なかなか本屋に行く機会がなくようやく手に入れました。パリジェンヌの間で人気のパリガイドのサイトが書籍化されたもの。パリジェンヌ秘密のお勧めブティックやレストラン、エステなど話題のスポットが紹介されています。サイトもイラストが綺麗でお洒落なので覗いてみてください。ttp://www.mylittleparis.com/

既に日本語版も出版されています。
このキュートなイラストは日本人カナコさんによるもの。
このサイトの独特の切り口が好き。当たり前ですが、フランス人が書いているだけあって「あっ、この感覚わかる、いいとこ突いてる」と思わず笑ってしまうものも・・・。ジャンルも絞り込まずテーマも色々なので、気軽に読みやすいところもいい。友人曰く「このサイトはいいお店を紹介している」と言ってたのでパリジェンヌにも支持されているよう。イラスト、写真、文とセンスの良さを感じる1冊!!! 

ちょっとだけご紹介すると
これにもクスッと笑ってしまった…。パリジェンヌの恐怖と題して、
「終電を乗り損なう」「同僚と同じZARAを着る」など・・・想像するだけでちょっと可笑しい。
ちなみに彼は2番目に書かれている、晴れた日にマルシェの傍のバーでテラス席が取れないと
かなり焦ります(笑)。
こちらのchapitreではインテリアについてふれています。IKEAやHABITATなどの
TOTAL LOOKにならないように。なぜならそのひとらしさが欠けたインテリアになってしまうから。
オリジナリティを出す為にブロカントや蚤の市を利用しましょう、と書かれていますが、
彼にも「IKEAのカタログみたいな家にだけはしたくない」と言われたことがあります。
ブロカントだけで探しても、「マミー(おばあちゃん)ちじゃないんだからさー」っと言われるし、
このバランスがセンスなのかな?(苦笑)

時に幸運を探すことは、メガネをかけながらメガネを探すようなもの(なるほどね)。

 

2013年3月4日月曜日

フランス滞在許可証の申請


毎年この季節になると憂鬱になる。滞在許可証の更新の時期だからである。「まだ10年ビザ出ないの?」と言われるけれど、今年はどうなることやら…。そんなことよりも県庁の職員のつっけんどんな態度には毎回腹がたつ。最近はまだよくなったけれど、何時間も待たせておいて簡単に「この資料も必要だったからまた来て」とか。「必要とわかってたら初めから言ってよ!」と何度心で思ったことか。一度提出した書類を「紛失したから再度提出して!」とのけのけと言われた人もいるくらいだから、呆れる程のいい加減さである(同じことを日本でしたら大変なことになってしまいますよね)。そしていつ行っても混んでいて、階段まで溢れるくらい、40~50人の人が待っている。去年行った時は臨月で、初めの何分かは頑張って待とうかと思ったけれど、香水の交じり合う匂いに耐えきれず「もう無理(涙)、臨月だって説明して先に通してもらうようお願いする!」と彼に訴えたところ、彼の方が「えっ、そんな厚かましくないかな?無理だよ…」と弱気な発言。「もう迷っている余裕はない」、ひとり窓口の人にお願いしに行くと、すんなりOK してくれた。「あっ、言ってみるもんだな」と思った瞬間である(笑)。今年も提出書類のリストが欲しいだけにも関わらず、窓口でしか配布しないので待つよう言われ、待つこと3時間。再度資料を揃えて行く時のことを考えると(今度は旦那同伴)今から心が重い(ちなみに去年は滞在許可証ができるまで半年待たされた。どんだけ遅いんだって話…呆)。

あのスペースで待つことは無理と判断し、近くのカフェで時間潰し。午前中のカフェでひとり雑誌を読むなんて出産してから初めてかも。こういう時間がいつになく新鮮に感じて
「たまに待たされるのも悪くないかも・・・」と思ったり(えへへ)。
 
↑ちなみに今月号は、3月17日に行われるニュイ・サンジョルジュのオークションを意識して、CHAMBOLLE-MUSIGNY.MORE-SAINT-DENIS特集。ワインの熟成に関する記事もなかなか興味深い。