2014年8月31日日曜日

Bormes les Mimosas で海水浴


Bormes les Mimosasに海水浴に。この町はニースなどに比べると人も少なく落ち着いたリゾート地といった感じ。本当は山の斜面にある旧市街が観光名所みたいですが、残念ながら後から知りました(苦笑)。次回はもうちょっと計画性をもって行動したいものです。
「わーい、grand piscine!(大きなプール)」とガッツポーズ???
la mer(海)って言うんだよ(笑)

限りなく青い空に青い海。
南仏の地中海沿岸が初めての海水浴なんて、なんとも贅沢と思いながら
初めは波にビビリ入ってましたね(笑)。後ろのビキニのおばちゃんも気になりますが‥…。

こんなに明るくても既に17時過ぎ。
日焼けが怖くて途中Tシャツを着せていたのですが、こんがりどころか真っ黒に日焼けしたべべを見て唖然。あんなに赤ちゃんのうちから容赦なく焼いてしまっていいんだろうか‥…。フランスでは日焼け止めはtartiner(パン切れにバターを塗る)かのように塗れと言われていますが、結構未だに無防備に焼いている人が多く、あの「焼くわよ!」という執着心もどうかと。フランスではこんがり焼けた小麦色の肌は、健康的でセクシーとされていますが、ガサガサに乾燥したフランスマダムの肌を見ると、やはりああはなりたくないと思ってしまいます。











2014年8月30日土曜日

南仏で出逢った猫たち

南仏というと日向ぼっこしている猫というイメージ。

古い石造りの町並みと独特の色合いの雨戸に見入っていると
のんびりと現れる猫たち。
穏やかに暮らす猫たちが美しい風景の中に溶け込んでいます。

義父の家にも猫がいます。
野良猫に餌をあげるうちに住着き、今では大切な家族の一員に。
自由気ままに外を散歩したり,気が着いたらソファで寝てたり。

壁にこんな言葉が書かれていました。
「自由に生きるか、死ぬか」自由に生きなければ死んだ方がマシ、くらいな意味でしょうか?
これは猫たちの叫びのようにも思えます。


















2014年8月29日金曜日

南仏でヴァカンス

 
義父の家から見る風景
太陽を求めて南仏に来ました。フランスのヴァカンスで兎に角欠かせないのが太陽。ディジョンのような年中暗くて雨の多いところに住んでいると、流石に夏の間ぐらいは太陽の光を浴びたいと思うようになりました。日本で必死に日焼けを拒否してたのがまるで嘘のようですが、もう日焼けも乾燥もどうでもいいや(笑)。

天気のいい日はテラスで食事が当たり前のフランス。

ここに来る楽しみのひとつが種類豊富な新鮮なトマトを味わうこと!

陽射しの強い時間帯は避け、夕方からプールで遊ぶのがここでの日課。

マルシェも野外だと開放的で活気があって楽しい。

こういうオリーヴ屋さんが多いのも南仏ならでは。

朝起きて、お散歩して、ゆっくり食事をして、プールで遊ぶ。
ここでは時間がとて〜もゆっくり過ぎていきます。
(ま、それも毎日だと途中飽きるのですが)






2014年8月16日土曜日

秋の気配

 
冴えない天気のディジョンをバイバイして、来週からヴァカンスに出発します。

 夏だ、ヴァカンスだ、と騒いだのも束の間。雨続きのディジョンは既に秋の気配を感じるようになりました。涼しいを通り超して肌寒いくらい。既にブーツを履いている人もいました。日本と違い8月も後半になると陽射しが優しくなり秋めいてきます。これから暗くて寒い冬に向かっていくのかと思うと少し淋しい気持ちになりますが、残りの夏休みを楽しまなくては‥…。










2014年8月13日水曜日

森林浴


 日曜日はディジョンから車で20分くらいのところにある森にお弁当を持ってハイキングに。森林の空気はなんて気持ちがいいんだろう。遠くまで行かなくてもこんな癒しスポットがあるなんてこういう時はフランスの田舎に住んででよかったなと思う瞬間です。
足取りも軽くいいスタートです。

こんな風に色付くんだ。

あれ、何かいるぞ‥…興味津々。

imace ナメクジ。

途中、蝶蝶を怖がったり、

川で水遊びをしたり、

小鳥の囀りに驚いたり。
森の中には沢山の発見があります。
彼曰く「僕は遊園地に連れて行くより自然の中でキャンプしたり、ハイキングしたり、
そういう遊びを教えてあげたい」そう。
(というか遊園地なんてないもんね)

そもそも本人の趣味も兼ねているんですよね。
こんな大型カメラ持参でハイキングですからね(呆)。
このリュックと三脚がある為に、
他の荷物は全部私が持たなくてはならないという迷惑さです。

kodak Aero-Ektar 178mm
第2次世界大戦中の米軍の航空機用偵察レンズだそうです。









2014年8月9日土曜日

部屋の模様替え

 ヴァカンスを利用してただいま部屋の模様替え中。「なんでこの暑い中やらせんの?」と言われるのですが、「明日できることは明日に回す」的精神のフランス人達には、急かさないとやりませんからね。この時間がある時を逃してはなりません。同じことを考える人はいるもので、この時期を利用して家のリフォームを自分たちでする人もいます。流石に1ヶ月のヴァカンスは長いですよね。さ、次は何をしよう?
暑いうえに金魚の糞が邪魔をします(笑)。

あれ、同じポーズしてるよ。そこでミニカーをやられたら困るんだよね‥…。

そして終いには退屈してdvd観賞(やれやれ)。

家具を注文しました。届きましたが、少し傷がついていました(やっぱり)。
日本だったら大変なことです。
彼「これは酷い、取り敢えず電話するか‥…」
私「電話したところで、代替え品があるとは限らないし、今ヴァカンスだよ!」
彼「そういうすぐに諦めてしまう人間が多いから、クレームもなく、
相手はこれでいいんだで、梱包を丁寧にやろうとせず、進歩がないんだよ!」とぶつぶつ。
フランスに来た初めの頃はこういうことにいちいち腹を立てていましたが
でもね、フランスに長く住んでると、日本では有り得ないことが平気で起こる、
日本と違い70%できたらokとしなきゃいけない、
そんな気になってくるのですよ。











Edmond Fallot(エドモンド・ファロ)のマスタード



こちらのお店は6月にオープンしました。

 ディジョンの人々はマスタードが大好き。お肉にマスタードを「ベトッ」とつけて嬉しそうに食べていますが、我が家も暑くなると焼くだけで簡単なステーキを食べることが多くなります。そこで最近のお気に入りはEdmond Fallot(エドモンド・ファロ)のマスタード。基本はシンプルなMoutard de bourgogneですが(お店の人も繊細な味わいのこちらをまずは勧めます)食べるものにあわせていろんな味に挑戦するのも楽しいものです。その結果、家の冷蔵庫にはマスタードの瓶がゴロゴロ転がっていますが(苦笑)。

こちらはお肉にお勧めと言われて買ったものですが、オレンジの味が支配的で
折角のお肉の風味が消えてしまう、とうちの旦那はいちいちうるさい‥…苦笑。
なのでドレッシングなどに使っていますが、そうすると香り豊かで美味しいですよ!


1840年創業のフランスを代表するマスタード、ビネガーのブランドで、今でも伝統的な製法を守り続ける数少ないメーカーです。現在では、カシス、エストラゴン、パンデピス入りなど、様々なハーブ入りのマスタードがディジョンのお土産の定番になっています。Paul Bocuseを初め三ツ星レストランのシェフ達にも愛される風味豊かなマスタードですが、お勧め商品は、三ツ星レストラン「ベルナール•ロワゾー」とのコラボレーションのマスタード(3ユーロ)。またその場で機械で絞り出してくれるフレッシュマスタードもお勧めです。こちらは初めに5ユーロで瓶+マスタードを購入。次回からはこの瓶を持参すれば、2ユーロでマスタードを入れてくれます。この鼻に「ツンッ」とした感じが癖になります(笑)。



Edmond Fallot(エドモンド・ファロ)
Boutique - Atelier
16A rue de la chouette, à Dijon
tel; 0954041262



2014年8月7日木曜日

フランスのヴァカンス

 フランス人固有の贅沢として1ヶ月のヴァカンスが挙げられますが、ヴァカンスは1年の中でもクリスマスに次ぐ最大のイヴェント。この時期、誰かに会えば必ず「ヴァカンスはどこに行くの?」という話題ばかり。1ヶ月もの長い休暇なんて日本の会社員からしたら信じられないことですが、その1ヶ月のヴァカンスでさえも彼らの出費は意外と慎ましいもの。派手に海外に行く訳でもなく、国内で親戚や友人の家に逗留したり、あるいはキャンピングカーを自家用車で引っ張ってキャンプ場を点々としたり。
日本の「カンス」と感覚が違うのは、暮らしごと移動することでしょうか。そこにはいつも通りの暮らしがあり、買い物や料理、生活があります。「暮らしながら旅をする」これこそがフランス流ヴァカンスの醍醐味といえるかもしれません。

今日も朝から元気です‥…。
ヴァカンスに入り、田舎の家で過ごしています。できるだけ自然を身近にしたい、という思いがあるので、
時間があれば緑の中で過ごし、そこで自由に自分を表現することを学んで欲しいと願っています。







2014年8月3日日曜日

フランスの子育て、ぬいぐるみ

今日はそのぬいぐるみと寝るんだね。

フランスでは大抵のこどもがお気に入りの、マイdoudou( ぬいぐるみ)を持っています。ギャルドリー(一時保育)に入る前の面談で先生から子供が安心するのでぬいぐるみ、もしくはおしゃぶり、自分の匂いがしみこんだ小さな布(タオルみたいなもの)を持ってくるように言われます。そこで、子供の拘りが出てくるのですが、うちの息子はおしゃぶりには全く興味を示さず、使ったのは数えるくらい。フランスらしい可愛らしいぬいぐるみも出産の時にたくさん頂きましたが、本人のお気に入りはアンパンマン(苦笑)他にもフランスらしい可愛いのがいっぱいあるのにと思うのですが、こればかりは仕方ありません。
 毎日持って行くのですが、お昼寝する時一緒に寝るので、忘れた時は大変。家まで取りに帰ったことが何度かあります(苦笑)。大切なdoudouをなくしたご両親が「娘のネズミのぬいぐるみを見かけた方はご連絡ください!!!」と張り紙をしているを見たことがありますが、そのくらい子供たちに取って大事なもの。フランスは3歳くらいまで平気でおしゃぶりをしている子もいてギョッとしますが、こういうものに頼るのって、夫婦共働きで忙しいのもあるからなのかな?と思います。ごねずに定時に早く寝てもらう為に親も必死ですからね。その甲斐あってか、よその家に行っても、大抵の子は8時過ぎにはパジャマに着替えさせられ、みんなにおやすみのビズ(キス)をしてdoudouと一緒にベットに行きます。いつまでも大人と一緒に起きていないで、決まった時間には寝る。この辺りの教育は徹底していますね、フランスは。