2015年8月6日木曜日

マティス美術館

念願だったマティス美術館に行って来ました。フランスに来る前だから、10年以上前の、確かメイプルという雑誌の切り抜きを大切に保管していて「いつか行きたい」と思い続け、やっと実現できました(毎年南仏に来ているというのに、ホントやっとです)。ローマ時代の遺跡の地、シミエの丘にあるマティス美術館。ニースはシャガールの美術館もありますが、こちらも大変魅力的ですが、町中から離れている方が駐車がしやすいだろう、という意見もあり、マティス美術館に満場一致で可決(笑)。暑い日でしたが、諦めずに行ってよかったです。
行く前に、イタリアのヴァンチミリアに寄ってマルシェで買い物。
フランスのマントンから30分くらいなのですが、
国境を越えたというだけで、海外旅行をした気分になります(笑)。

美味しそうなシャキュトリーが沢山並んでいます。フランスよりマルシェに活気がある気がします。

スタンドでニースの名物「ソッカ」を発見。
ひよこ豆でできたクレープみたいな素朴な食べ物ですが、
熱々を塩、コショウをふりかけ頂きます。ちょっとしたおやつといった感じ。

美味しいパニーニ屋があって、いつもそこでランチをします。
でもあまりの暑さにまるでサウナで食べているかのよう…。
座るなり「食べたらすぐ出るぞ!」と言われましたが、
日本のようにクーラーが効いているカフェなんてないので、汗だくになりながら、
もう味もよくわからない(笑)。

ここではアイスやジェラートを食べるのが賢明なようです。

マントンの町並み。そこからニースへ。

奥に見えるのがマティス美術館。周りは瀟洒な住宅が並ぶ高級住宅地。
広い公園の中にはオリーブの木が沢山植えられ、メリーゴーランドやオープンカフェもあります。
近所の幼稚園の子供が遠足で来てたり、

ペダンクに興じるおじさん達も。

奥ではバトミントンをしている人達もいてビックリですが(笑)
市民の憩いの場所なのでしょう。マティスの美術館が目的できましたが、
意外の他、楽しめる公園です。

17世紀に建てられた赤い壁が印象的なバロック様式の建物。

初期から晩年までの作品が展示されていて、絵画だけでなくデッサン、彫刻,切り絵といった様々な作品を見ることができます。何年か前に行ったロザリオ礼拝堂のミニチュアなどもありました。
原色で描かれた作品が多いのは、この土地に生きた彼ならでは、地中海の海や草花からインスピレーションされたものなのでしょう。見応えのある美術館ですが、如何せん美術館だというのに蒸し暑いのと(クーラーから温風が出ていた!こんなんでいいのか?笑)ちょろちょろ動き回る子供に、違う汗まで出る…という(苦笑)次回は子供なしでゆっくり鑑賞したいと心から願います。

ニース市内から車で10分。駐車場あり。
164, avenue des Arènes de Cimirez 06000 Nice
tel:04 93 81 08 08
http://www.musee-matisse-nice.org







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