2011年8月18日木曜日

Louis Roederer のメニューカード


アンティークの中でも、特に紙でできたものが好きで、古いMENUを集めています。シャンパーニュメゾンが、PUBのひとつとして、このようなメニューカードを作っていましたが、持っているなかで一番古いのが、こちらのLOUIS ROEDERERMENU.コルクの部分にLOUIS ROEDEREとさり気なく書かれています。1936年のBANQUET(饗宴)のものですが、その当時、どのような食事にどんなワインを合わせていたのか…LANGUSTE DU CAP FERE SAUCE MARINOISE 伊勢海老のソースマリノワーズ???どんなソースなのかしら?GIGOT DE PRE SALE…プレ・サレとは、潮の香りのする牧草で育った極上の羊のローストのことですが、その柔かいモモ肉の美味しいことといったら!モンサンミッシェル辺りでの晩餐会だったのかな?と色々想像するのも楽しいものです。手書きの書体が綺麗なので、額に入れて飾ってもいいかなと思っています。


そして、こちらは同じくLOUIS ROEDERER1867年から1976年までの特別な晩餐会での素晴らしいメニューを収集した小冊子です。フランス国内のみならず、海外での大きな晩餐会でのメニューも載っている、なかなか興味深い内容です。まず古いメニューを見て驚くのがその品数の多さとワインの豪華さ!一体何皿頂いていたのでしょうか?GASTORONOMIE(美食)というのも、ある意味体力を要しますね(笑)でも流石フランス、美食の国。こういった文献がきちんと残っているところに感動します。

これらの文献からも、お祝いの席にはワインが欠かせなかったことがわかります。


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