2011年8月8日月曜日

Veuve Clicquot ヴィンテージ シャンパンクーラー

久しぶりにブロカントに行ってきました。週末は残念ながら雨が多く、明け方土砂降りの雨の音が聞えた時には「また中止かな?」と諦めたのですが、10時頃から晴れ間が見えてきたので、遅くから3軒程梯子しました。
こんな牛たちにも遭遇。ディジョンに住んでいるとよく見る光景ですが、
間近で見るとちょっと怖いです…(苦笑)

暑過ぎず、寒過ぎず、販売する側にとっては、快適な天気かもしれませんね。店番そっちのけで、ワインを飲みながらランチをしている人も(笑)たまにバーベキューセットまで持ち込んでいる人もいてビックリしますが(どっちがメインなのかな?)、これも「日曜日の楽しみ方のひとつ」なのかもしれませんね。

以前から古いシャンパンクーラーを探しています。一番欲しいのは、モエ・シャンドンのMETAL ARGENTE(シルバー製)で、EMAILLEPLAQUEがついているもの。これは1930年頃のもので希少性があり、それだけにとても人気があって年々値段も高騰してきています。まさにトップコレクショナーの為のオブジェ?だそうで、正直縁はなさそうなのですが、いつか巡り会えたらと気長に待っています。




今日は、珍しいガラスでできたVEUVE CLICQUOTのシャンパンクーラーをご紹介します。初め見た時、最近のPUBに在りがちな、PLEXIGLAS(プラスチックガラス)かな?と思ったのですが、正真正銘の手吹きガラスなのです。どっしりとした重みがあります。これには驚きました。プレス機で製造されるガラスとは全く違う味わいを醸し出しています。
手吹きガラスの特性上、ガラスの中に小さな気泡が見られ、底面にdéfautとフランス語でいいますが、カットした際の傷があります。そして手吹きガラス独特の、ガラスの厚みに若干の差や歪みがあるのです。職人がひとつひとつ作ったのでしょう。以前見たPerrier Jouetのエミール・ガレデザインのガラスのシャンパンクーラーにも気泡が入っていましたが、同時代のものでしょうか?時代は不明ですが、どちらにしても最近のものではないことは確かです。シンプルなデザインですが、ガラスの厚みがあって存在感があります。ガラス好きにはたまらない興味深いオブジェです。

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