2012年5月21日月曜日

BONTON BAZAR で買った人形



パリの日本大使館に息子の出生届けを出しに行ってきました。フランスに住んでいても観光名所を訪ねることは滅多にないので新鮮な気持ちがしました。日本人の観光客も沢山見かけました。

マドレーヌ寺院の傍のラデュレ
いつもショーウィンドーが綺麗で思わず立ち止まってしまいますが、以前フランス人の友人が、「日本人が買うようになってからマカロンに保存料が沢山はいるようになった!」と嘆いていましたが、本当なのかしら?

今年の流行色の黄色をせめてこんなところで取り入れてみたいと思います・・・笑。
こちらはボントンバザーで見つけた、お腹を押すと「ぷーぷー」鳴る人形。知らなかったのですが、彼がこれを見て昔のおもちゃのリメイクだと言っていました。確かにレトロな感じがしますね・・・。

うなじも可愛いのよ(笑)
今回はオーボンマルシェの傍のBonton Bazarに行きました。
こちらは雑貨のみのお店です。
122,RUE DU BAC
75007 PARIS

ご挨拶
産後体調が優れずにいましたが、訪問看護も終り、パリに行けるまで回復しました。
ご心配してくださった方々、有難うございました。
入院中色んなことがありました。
フランスに住んで7年目になりますが、
フランスでの入院・手術も初めてではありませんでしたが、ここまで酷い扱いをされたのは初めてでした。

私は帝王切開でしたが、一時ドクターに「傷口を開いて再度オペをするかも…」と言われた時には
耳を疑いました。これは術後に傷口から出血があったにも関わらず「問題ない」といって放っておかれたからです。
(連休中で人手も足りなかったんですね、ある意味運が悪かったとも言えます・・・苦笑)。

どこの国にパジャマに付いた血液がべべに付かないよう気にしながら
夜中に授乳しているお母さんがいるでしょうか?

ドクターが検診に来たときには、貧血で顔は真っ青、
傷口付近から腿にかけて血腫で青あざのようになっていました。

術後2日目、痛み止めの薬が足りないのに気がついて看護婦さんに薬を持ってきて欲しいと頼んだら
「それは私の担当ではないから、私に言われても困る」と言われました。
「えっ、じゃ誰に言えばいいの?」
「それは11時に回ってくる人に言って」と。
「えっ、でもそれじゃ朝食の途中に飲む薬だし間に合わないよ」
「でも私の担当じゃないからわからない」の一点張り。
結局その日の朝は薬を飲めませんでした。
患者が困っていようがお構いなしなんでしょうね・・・
そもそもその看護婦さんは何の為にいるんでしょうかね???

 私が点滴と血圧の測定器で両手が塞がれていて動けなかった時のこと。
彼が帰った後のべべへの授乳を看護婦さんに頼んだ時も
「あなたと同じ状況でもミルクをあげているお母さんもいるのよ!できないことはない。
必要なら動くのは手伝うけれどミルクはあなたがあげなさい」と。

「鬼!」って思いましたね(呆)…
これにはフランス人の彼でさえも唖然としていました・・・。

「なんとかやってみるよ」と心配する彼を帰らせましたが、次にやってきた看護婦さんは
「あなたの状況でやれる訳がない。私がやるからいいわよ~」と
親切に息子にミルクをあげてくれました。

そう、人によるのです(苦笑)みんながみんな意地悪だったり責任感がないわけではない。
ただ怖いのは、そういう理屈が通ってしまうのがフランス・・・。

お陰で術後1ヶ月で妊娠中に13kg太った体重は一気に落ちました…

だからこそ余計に今息子が元気で育ってくれていることに感謝します。
そして日本からかけつけてくれた母や心配してくれた友人に感謝します。
そして日本人特有の気配りや責任感の強さを誇りに思います。

まだいくつか検査が残っていますが、もう何が起こっても驚かないと思います。
なぜならここは「フランス」だから・・・笑。いいことも悪いことも含めて全て経験です。
あっ、でもまた手術が必要になったら、その時は迷わず荷物をまとめて日本に帰りますね。
永遠にフランスとはバイバイです(これマジで)。

これからも好きなブロカントのことやワインのこと、日々感じたことなどを細々とこのブログで紹介していきたいと
思っています(間違っても育児日記のようにならないようにしなくてはと思っていますが・・・笑)
これからもどうぞよろしくお願い致します。

Tomoko Decourciere

我が子は今のところ和風かも。

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