2015年7月13日月曜日

春キャベツ chou pointu

春先から今頃までマルシェに並ぶchou pointuというキャベツが大好きです。これが出始めると、日本人のお友達と「もう買った?」と話題にする程、葉が甘くて柔らかく日本のキャベツに一番近い味。懐かしくて嬉しくなります。年中出回っているchou blanc (白いキャベツという意味)は,形は日本のキャベツなのですが、葉が固くて扱い辛く、初めて食べた時にはその固さにビックリしました。ポトフなどには、chou vert(緑のキャベツという意味)日本でいうちりめんキャベツを購入しています。chou pointuがマルシェに出始めると、毎週買っては回鍋肉、キャベツとアンチョビのパスタを初め、目先を変えて旬の美味しさを堪能しています。もしかしたら彼は内心「また?」と思っているかもしれませんが(笑)、生で千切りで食べるという習慣がフランスにはないので、こんなに活用できるとは思っていなかったようです。この時期を外すと、キャベツは殆ど買うことがないので、今だけの楽しみですね。フランスには春の白アスパラガスや冬の牡蠣など、他にも沢山美味しいものがありますが、庶民的な懐かしさ、みたいな点ではこの春キャベツも私の中ではかなり上位に位置しています(笑)。


瑞々しい千切りキャベツを食べれる喜びといったら...!
この日は生姜焼きと一緒に。

この時期コールスローサラダもよく作ります。

とんぺい焼き。キャベツの千切りとネギ、豚肉を炒めたものを中に入れて。
これ結構手軽な割に評判がいいので特した感じ(笑)。

勿論、お好み焼きも。

海外に長く暮らしていると、正直毎日フランス料理ばかりも食べていられず、
いかに手に入るもので日本の味を再現するか、が大切になってきますが、
日々のこうした小さな喜びが、時に「大きな幸せ」になったりします(笑)。










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