2014年12月15日月曜日

子供の誕生日会

 友達の子供の誕生日会に行ってきました。彼がこの女の子のparrain(代父)になっているので、毎年私たちも呼んでくれます。初めは「おじいちゃんやおばあちゃんが来るような家族での大切な行事に、なんで私たちまで招待してくださるんだろう?」と思いましたが、今ではうちは男の子一人っ子だし、彼らは女の子一人で、息子にお姉ちゃんがいるみたいで、こういう家族付き合いって嬉しいなぁと思っています。そしてすっかり親戚の伯母ちゃんになったような気分で(笑)、彼女の成長が楽しみでもあります。
 フランスは家族の在り方も様々。子供ができても結婚しないカップルも珍しくなく、また結婚しても離婚するカップルは多く、その後新しいパートナーを見つけることも難しくはありません。そして連れ子がいても、それが新しい恋愛の障害になることがないのは、生き方や恋愛のかたちが自由なフランスならでは‥…と思ってしまいます。私の周りでも相手の連れ子を養育しているカップルが沢山います。血の繋がりだけが「家族のかたち」ではないことを感じます。


子供は子供から学ぶことが沢山あるよね。

まずはシャンパンで乾杯。このような古いタイプのシャンパングラスを以前販売したことはありますが、
実際こちらで頂くのは初めて。日本にいた頃の私は、グラスは同じもので揃えるのが好きでしたが、
こちらに来てから、何にしても同じもので統一する必要はないんだな、って思うようになりました。
ちなみにこちらのパンケーキは手作り。タラマや海藻のパテをつけて頂きました!

こういう会の時、まずは子供だけ先に食べさせることが多いです。
場合によっては先に寝させます(寝てもらいます)。
ふたりはバーに座って何を待っているかというと‥…。

じゃーん。お魚のかたちをしたパイ。中にはサーモンやほうれん草、お米が入っています。こちらはお父さん作だそうです。男性が娘の誕生日の為に鱗をひとつひとつ描いてたかと思うと泣けます(いや、みんな笑っていた!)。こちらはジュラのサヴァニャンのワインが入ったソースで頂きましたが、男性が作る料理とは思えないほどの懲りよう!なんだか優しい気持ちになるな〜。
ちゃんと食べなかったら容赦なくお皿を下げられ(笑)、再度テーブルに座って食事開始。
「こらっ、ちゃんと食べろよ!」くらい言われ、
他所の家でも甘やかされることなく、悪いことをしたらみんなが注意してくれる。
昔はこういう面倒見のいいちょっとお節介なおじさんいたよな、って懐かしく思います。

真剣に注意もするけど、愛情表現も人一倍強く?猫も迷惑顔(笑)?

怒られても、tonton(おじちゃん)が大好きだからいつも隣にスタンバイ。
僕のお皿ロボット♡

デザートのムースオショコラもお父さん作!
男性同士で作り方について熱く語り合っていて、
やはりこれからの時代、男性も料理を作れるって「素敵」だと思います。











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