2014年12月18日木曜日

ミシュラン社のマスコット ビバンダム

 こちらは、フランスのタイヤメーカー・ミシュラン社のマスコット、ビバンダム(bibendum)。生まれは1898年と古く愛嬌のある可愛いデザインですが、モコモコとしたダウンを着たようなその身体は、タイヤを積み重ねた様子を表現しています。その当時はタイヤと言えば白かったそうです。その昔はモンスターのような恐ろしいキャラクターをしてたってご存知ですか?古い地図などにも載っていますが、積み重ねた細い自転車のタイヤをモチーフとしたミイラみたいな姿で、それはそれで結構怖かったりします。
こちらは最近のものでヴィンテージとしての価値はありませんが、古いものになるとオークションなどで驚く程高値で落とされるのでビックリします。コレクターズアイテムですね。今惹かれているのが鉛筆立て。porte crayon vendangeur といって、ぶどうの収穫の籠を持っているビバンダムなのですが、現在30enchères中ですが、いくらで落とされるか興味深く見守っています。


当時のキャッチフレーズが「硝子も釘も何でもへっちゃらで飲み込む強いやつ」ですからね。
彼からしたら、アンパンマンもビバンダムも同じ?

こちらは1970年代のノベルティグッズ。ガソリンを満タンにすると貰えた掌サイズの玩具。
casse tête chinois と言われるジグゾーパスルのようなモノです。
こちらの方が価値があるそうですから「モノの世界」は奥が深いです。







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