2014年12月7日日曜日

Sapin de Noël(クリスマスツリー)

 フランスに来てはじめて Sapin de Noël(クリスマスツリー)を購入しました。私の知りあいでお子さんがいる家庭の殆どがクリスマスツリーを飾っています。それもこちらではプラスチックのクリスマスツリーはではなく、本物のモミの木(sapin naturel)に飾り付けしているところが大半です。クリスマスが近づくと、至る所でこの「モミの木」が販売されます。よく男性が大きなモミの木を抱えて持ち帰っている姿を目にしますが、心が温まる幸せそうな光景です。クリスマスツリーの歴史は中世にまで遡ると聞いたことがありますが、発祥の地はアルザスだそうです。今まで自分が買うなんて想像もしなかったので、値段や種類など全く知らなかったのですが、 Sapin de Noëlには2種類あって、ひとつは木の形が良くて葉が落ちにくいタイプ。ただモミの木の香りはしないそう。彼が、クリスマスツリーは香りがしなければ意味がない(?)と言うので、我が家が選んだのはもう一つのタイプ。木の香りはいいのですが、難点は葉が簡単に落ちてしまい掃除が面倒‥…。最後の方はちょっと触っただけでパラパラ落ちてきてしまうそうです。
 私たちはマルシェの傍で買いましたが、いくつか並んでいる中から好きなサイズ、形のいいものを選び、網に包んで台座を付けてもらいます。私たちは息子の身長と同じ1mの小振りのものを選びましたが8ユーロでした。意外と安くてビックリしましたが、販売しているおじさんのフランス語が訛が強くて(ある意味自分もそうなので人の事が言えませんが‥…笑)全く理解できませんでした!何処から来ているんだろう?買い物した後に、彼が「寒いけれど頑張ってね、bonne journeé!」と声をかけていましたが、この寒さのなか結構な力仕事なので大変そうです。「頑張ってね!」と思わず応援したくなるぐらい、最近のディジョンは寒い、寒い。もうすぐクリスマスですね。


今年はシンプル+prtit prix(低価格)で(笑)。ヴァランスを考えながら彼が飾り付けをしても、
すぐに一カ所に集めてしまうちびっ子がいます‥…。
この時期は「クリスマスツリーを飾ったからお茶しに来ない?」なんてお誘いも。
12月は何かと集まりやフェット(パーティ)が多いのですが、
今年は体調不良につき最小限に‥…。

個人的にはこの子が好きです。フェルトでできています。
きっとノエルってこういう準備をしている「過程」も楽しいんだろうなぁ。


そしてこの時期は、アペリティフで牡蠣を頂く事が多くなります。
勿論開けるのは彼の仕事ですが(笑)、フランスで一番好きなものと聞かれたら「牡蠣!」と答えるくらい、
この口中に広がる磯の香り、なんとも至福な時間です。

追伸
BS日テレ「大人のヨーロッパ街歩き」をご覧頂き、温かなメッセージをくださった方 々
有難うございました。まだ私は見てないのですが、色んなご意見、ご感想があるかと思います。
ディジョンに行ってみたいと思って頂けたら、それ以上嬉しいことはありません。
私自身2014年最後に 良い思い出になりました。有難うございました。























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