2015年1月16日金曜日

渡仏10年目

今年で渡仏10年目を迎えました。恥ずかしながら、こんなフランス語レヴェルで?といった感じですが、言葉の未熟さを、フランス人に日本料理でもてなすことで、ごまかしながら過ごしてきた9年間だったようにも思います(笑)。でもそのお陰で、美味しいワインと共に、楽しい思い出が沢山できたな、と自信を持って言えます。今晩は大好きな友人を、我が家の普段の食卓に。

気取らずメインは「焼き鳥」

フランス人はおもてなしが大好き。
楽しみながら食事を作り、時間をかけてゆっくり食事をする「快食主義者」。
そこには決して豪華なワインがある訳ではないけれど、
気の置けない仲間と囲む食事は、何より心が和みます。

大勢を呼ぶときは、日本食だけでなく「franco-japonais」スタイルで。前菜は事前に用意できる和食をいくつか並べます。これでアペロタイムが持ちます(彼ら話長いですからね‥…)。メインは煮込みかオーブンを使ったフランス料理を彼に用意してもらいます(我が家は分業です)。そうすることで、長い時間中座しなくて済みます。長く席を離れると、フランス人は、それが男性であっても「何か手伝うよ!!!」と心配して狭いキッチンにぞろぞろやってきちゃうので(笑)、そして温かいうちに召し上がって欲しいのに、私が席につくまで律儀に手をつけない(嗚呼‥…)。そんな訳で出来るだけテーブルから離れなくて済むメニューを考えるようになりました。これが気負いなくおもてなしをする我が家の「コツ」です。












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