2011年7月4日月曜日

Louis roederer の古い灰皿


Louis Roedererの灰皿は、以前もご紹介しましたが、秘かに欲しいと狙っていたのがこちら。長いこと探していたので、見つけた時は嬉しかったです。現在、1970年以前のLouis Roederer灰皿は、なかなか見つけることができません。元々沢山作っていなかったのもあって出回らないのもありますが、いい状態で残っているものが非常に限られているのです。まさにCendrier de collectionコレクショナーの為の灰皿といえるでしょう。シャンパンの味わいや造りが各メゾン異なるように、こういったノベルティグッズやPUBにもその個性は現れます。それぞれのメゾンの古いPUBを見比べるのも楽しいものです。

Louis  Roederer」と言えばPrestige ChampagneであるCristalを思い浮かべますが、1876年、ロシア皇帝アレクサンドル2世専用シャンパーニュとしてルイ・ロデレールに特別に造らせたのが起源だとか。特別に仕立てられたクリスタル製のボトルに瓶詰めされていたことからこの名前がついたそうですが、どんな瓶だったのでしょうか?


こちらの灰皿、クリスタルのエチケットと同じ模様です。 
 こちらは時代は不明ですが、おばあさまの遺品の中からでてきたものだそうです。かなり古いものではないかと思います。灰皿というより、VIDE POCHE ですね。ROEDERERの最後のEが消えてしまっていますが、書体や優しい色合い、馬車にのっている絵柄がなんとも優雅で気に入っています。

VIDE POCHE…ポケットの中を空にするという意味から、ポケットの中の小銭や指輪など置く小さなお皿。


 

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