2011年11月11日金曜日

モロッコ料理

クスクスを食べに近所のレストランへ。

外套が灯るこの通りが好きで、ここに住むことを決めたのが3年前。霧がひっそりと古い建物を包み込むと、まるで中世の頃からそんなに景色は変わっていないのではないかと思うほど。



こちらは、お店の方お勧めのノンアルコールカクテル?なのですが、初めに説明を聞いたにも関わらず、最後までイマイチ何だか分からず(苦笑)。牛乳の中にデーツの実の砕いたものが入っているみたいなのですが結構甘く初めココナッツミルクかと疑ったほど。正直美味しいんだか、不味いんだか分からなかったのですが(ごめんなさいっ)飲むうちに、結構美味しいかも?と思う感じで、「でもアペリティフに頂くものではないよね、だってそもそも牛乳だもんね?」という結論に達しました(笑)朝イチに飲みたい感じ。「それにしても、この椅子、座り心地いいね」といつも観点がズレテいる彼…苦笑。



彼がentréeで頼んだスープ。トマトベースのスープの中に、よく煮込んだ羊やひよこ豆、野菜などが沢山入っていて意外とさっぱりした優しい味。これは家で真似して作ってみたいと思いました(余計なことしなくていいよって言われましたが…ムカッ)。モロッコの家庭料理なんですって。


彼が頼んだタジン。真っ白なタジン鍋に入って運ばれてきたのですが、今ではこういうモダンなお鍋も出てきているんですね。


これは私が頼んだクスクスなのですが、あまりの量にビックリ。これで一人前なの?…。これを完食できる人ってどんな人なんだろう…。勿論全部食べきれず、彼が少し手伝ってくれましたが(お陰で彼はブクブク太ってきています…)このスムール(semoule)が美味しかった!!!私が作るのとは「雲泥の差」って彼が偉そうに言っていますが(苦笑)、どうやったらこんなに軽やかにふわっとなるのでしょうか???

流石レストランになると、お野菜もきちんと面取りがされていますね。

甘い玉ねぎや干し葡萄をトッピングして頂きます。


ひとつずつ別にサービスされ、自分で盛りつけて頂くのですが、
ごめんなさい、綺麗に盛り付けていませんね(苦笑)。 
私にはこのスープの味が複雑過ぎて今一歩でした…私は友人が作ってくれる、野菜の旨みがしっかり染み出たクスクスがシンプルで一番好き。どこの国も家庭料理が一番飽きなく美味しいのかも…。


 彼はあんなに沢山食べたというのに、またデザートを食べていましたが(呆)、本当にフランス人男性は甘いものが好き。いい大人が嬉しそうに食べている姿は、見ていて結構かわいいものがあります。私はパスしてミントティを頂きましたが、こんなかわいい子?がついてきました(笑)。


シックで落ち着いた雰囲気なので、大人のカップルが沢山来ていました。こういうところでも、フランスは「大人社会」だと感じます。ある年齢にならないと楽しめない、踏みこめないエリアがある。だからこそ、年齢を重ねることが苦ではない、それもひとつの喜びなのでしょうね。

RESTAURANT
AL FASSIA : 42 rue PASTEUR (PLACE WILSON)21000 DIJON
TEL:0380454881


 

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