2011年10月16日日曜日

クスクス


今朝の気温は5度…一気に冷え込んできました。これから本格的な冬に向かうのでしょう。昨夜は、モロッコ人の友達の家で、久しぶりにみんなで集合。クスクスを頂いてきました。

美味しそうでしょう?クスクスは大好きで、色んなレストランで食べてきましたが、やはり彼らの作るクスクスが一番美味しい!なぜなら手作りの優しい家庭の味がするから。彼らに、「美味しいクスクスのレストランはないの?」と聞くと、必ず「うちのママの家!」と返事が返ってきます。彼らにとって、クスクスはママの愛情が一杯詰まった思い出の皿。こうやって代々家庭の味は引き継がれていくのでしょう。

こちらのソースをかけて頂きます。


写真でわかるかな?モロッコでは、みんなでひとつの大皿を囲んで手で?直接頂くそうです。流石に手で直には躊躇するので(苦笑)スプーンで頂きましたが、同じお皿を囲んで仲良く食べる、Convivial= 和気あいあいとした雰囲気でとても幸せな気持ちになりました。
本場のクスクスというのは、マルゲーズ(ソーセージ)などは入れないそう。それはフランス風に変化させたもので、基本的にお肉はあまり入れず、シンプルに野菜の滋味あふれた味で頂くそう。確かに、蕪やズッキーニ、かぼちゃなど、野菜のいい味が出ています。思わず美味しくて食べ過ぎてしまいました…(苦笑)

フランスに住んでよかったな、と思うのは、日々の生活の中で異文化に触れる機会があること。フランスは、昔からヨーロッパ、アフリカ、アジアから多くの移民を受け入れてきたので、違った文化や習慣を持った国の人達が住んでいます。考え方も多様化していますが、違う意見をもって当然。時に激しくぶつかることもありますが、こういう考え方もあるんだぁ、と感心することも多く、日本にいた頃より「他者を受け入れる」という意味では視野が広がった気がします。

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