2010年10月6日水曜日

Contes de Grimm グリム童話集



先週末は、風邪をひいてブロカントはお休みした。独りで行った彼は、何やら嬉しそうに大きな箱を抱えて帰ってきた。ひとつは、ずっと彼が欲しくて探していた「Cafetière」。コーヒーを淹れるコーヒーポットだが、こちらは、プレゼントで頂いたまま長年使っていなかったようで、中にはリボンまで入っている。
PYLEX」は日本でも馴染めがあるかもしれないが、フランス生まれのガラス工房。1960年以降のものではないかということだが、持ち手がporcelaine(磁器)でできている。たまに見かけるが、プロから買うととても高くて、手が出ないが、きっと彼のこと、手頃な値段で交渉したに違いない。
そして、もうひとつの小さな箱を「これは君に…」と手渡された。なんと20世紀初頭につくられたグリム童話集で、手のひらサイズの短編が、小窓の中に沢山入っている。(これには思わず笑ってしまった…)フランスには、こういう古いconte(物語)や絵本を集めている方達がいて「古い紙もの」というのは、驚くほど高値がつくことがある。予期せぬ時に、全く想像もつかないものをプレゼントしてくれる彼…自他共に認める玩具マニアの彼だが、こんなプレゼントなら嬉しい。
箱の柄もどこか懐かしい感じ。全てに言えることだが
コレクターにとって「オリジナルの箱付きかどうか」は物を選ぶ時の大切なポイントになる。


これを読んでフランス語を勉強し直したい。
Livre ancien enfant CONTES DE PERRAULT 20ème


こんなところにもワインを発見。

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