2010年10月6日水曜日

Gewürztraminer

Gewürztraminer




ふと後ろを振りかえったら、犬がいた。
それにしても座り方変じゃない?

ゲヴュルツトラミネールは、個人的に興味のある品種で、特にその香り,スパイス、ライチやパイナップル、バラと形容される、その華やかな香りに惹かれ、大学の論文のテーマに選んだ程である(ブルゴーニュに住んでいながら、敢えてアルザスの主要品種を選ぶなんて、初めから点数を低く付けてくださいと言っているようなものである…苦笑)私達は、熟成したGewürztraminerが特に好きで、小さいカーブの中は、アルザスワインしか眠っていないと言ってもいいくらい。そこで、昨日開けたGewürztraminer Domaine Yves Amberg vielles vignes 2006をご紹介したい。こちらは、マコンで開催されたワインの試飲会のようなもの?で購入したかと思うのだが(ブロカントのついでに寄ったのでよく覚えていないが…)線の細い物静かな青年が立っていて、ただの販売員かと思ったら、「僕が作っているんです」と言われ驚いた記憶がある。そしてこのワインを飲んで彼のことを思い出した。料理もそうだが、作った人の人柄や個性が全面に出る。ワインも然り。とびきりピュアな葡萄の甘み、豊かな果実味と穏やかな酸、決して押しつけがましさがないのだが、余韻に鼻からふわっと抜けるエレガントな香り。まるでパッファン(香水)の残り香のように。

裏チケットを訳すと…

家族経営の小さなドメーヌでculture biologiqueの農法で
ここ10年あまりワインを作っている。
農薬や化学薬品、除草剤は一切使わず、自然との共存、ハーモニーを大切に、葡萄を作ること全てに情熱を注ぐ!
葡萄は手で収穫をし、葡萄の選果には細心の注意を払う。テロワールを尊重すること、それは僕たちの子供たちの未来を守ることに繋がるのだから。

このワインは、ビオロジックの農法で作られた葡萄から作られ、ECOCERTの認証を得たものである。
生き生きした真実のワイン。
少しのオリが存在します。



Domaine Yves Amberg 
19, rue Fronholz
67680  Epfig  France 



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